修士課程終了にあたって。

えぇと、随分長い間ここには書き込みをしていなかったな・・・。今更ながら、何について書けばいいのかわからなくなってきた。とりあえず今まで何も書いていなかったのは九月末に修士論文を書き上げなくてはいけなかったからなので、こんなものにうつつを抜かしている場合ではなかったのだ。(仮にも駄文だからね、このページは)しかし、それも無事に(~)終わり、現在はちょっとした休息を楽しんでいる。
でも不思議だな。人間ってぇのは忙しいと「あぁ忙しい」しか言えないし、かといって暇だと「あぁ暇だ」って思ってしまうんだよね。でも今のオレはそのどちらでもなく、素直に休みを楽しんでいる。この二年間を突っ走り、人生というマラソンの給水ポイントに今は立っている。
修士課程が終了した時点ではあんまり実感が無かったんだけどねぇ。「何となく終わった」っていう感覚の方が強かったかな。まぁ周りの人達はまだ学校をやり続けているわけだから、素直に喜べない、という感覚もあり(喜んだけど)。周りの人と言えば、この二年間どれだけの人に出会い、そして助けてもらったんだろう。みんな自分の事で忙しいし、支えたとか助けたとかいう行動ではなかったんだろうけれど、改めて考えると感謝の気持ちでいっぱいになる。辿っていくと色々な人がいるんだよねぇ。
学部に入りたてのオレに色々アドバイスしてくれた先輩達、スタッフの皆さん、そして教授達。
同じ境遇にいて、一緒に宿題や食事や色々な事をした同輩の修士(マスター)生達。
オレがTA(ティーチング・アシスタント)という身分で物理を教えているのに逆に色んな事を教えてもらった生徒達。
大学の日本人クラブ(他の国籍含む)で仲良くなった人達。
短期間とはいえ、カナダに英語を勉強してきた人達。
サッカーを通じて知り合った人達。
音楽を通じて知り合った人達。
まぁこんなところかな。この人達のなかで特に仲が良かったのは日本人の学生達かな。生っ粋の日本人、オレみたいな日本人もどき、学部生、留学生、SOE、などなど。
恥ずかしくて言葉では言えないケド、みんなありがとう。
一緒にレストランとか行ってくれてありがとう。
勉強で疲れているオレと遊んでくれてありがとう。
オレの下手なギターの演奏に一緒に歌を歌ってくれてありがとう。
パーティとかに呼んでくれてありがとう。
食べ物とかご馳走してもらってありがとう。
アホな事しか言わないオレの話し相手になってくれてありがとう。
修士課程を終了後に「おめでとう、お疲れ様」と言ってくれてありがとう。
オレの人生はこれから第七章に入るわけで(0~4歳が第一章、以下小学生、中学生、高校生、大学生、大学院生:修士と続く)、目標とかもいっぱいあるけど、これだけいい人と会えただけでもうれしいよ。きっと違う場所であっても友達になれたと思う。ここで味わえたような出会いをまた楽しみにしながらオレは旅立ちます。でも二度と会えないわけではないので淋しくはないよ。オレは別れを言う時は「それじゃ、またね」ってさらっとした言い方が好きなんだ。そういう風に言えばいつかまた会える、って感じがするしね。

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