望遠レンズ考、Pentax-DA★編。

実は、私か最も多く所有しているレンズマウントはPentaxのKマウントです。結局望遠レンズの事が良くわかっていないのですが、大好きなPentaxでも候補となるものがあるのか調べてみたら、心をくすぐるものがありました。
smc PENTAX-DA★200mmF2.8 ED[IF]SDMと、smc PENTAX-DA★300mmF4 ED[IF]SDMです。

Pentax DA 200mm F2.8

Pentax DA 300mm F4


200mmはライカ判換算で307mm相当、300mmは同様に460mmの超望遠レンズです。
双方ともEDガラス(特殊低分散ガラス)を使用し、この硝材の恩恵で諸収差を低減できるのですが特に軸上の色収差に威力を発揮しそうです。望遠レンズは像を拡大するわけですが、その際に硝材の持つ分散によって異なる波長(つまり色)で焦点位置が微妙に異なります。そこで低分散ならば集光する際に色差が少なく軸上の色収差が低減されていると言う事になります。
双方ともインナーフォーカスによりフォーカスの際にレンズの全長が変わる事がありません。それでいて双方とも最短撮影距離がとても短く1m強です。望遠レンズは遠くを写すものだけにあらず、近接を撮りたくなる仕様です。
どちらも防滴防塵仕様で、望遠レンズで大きくなりがちな第1レンズ面に強化コーティングを施しているところを考えると、インナーフォーカスを含め実用に特化したレンズでありそうです。
スター★レンズの性能は高いのですね。特に望遠レンズとなると遠くのものを大きく写したり、近接のものを大きく写すのでシャープであって欲しいものです。

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