Leica Monochrom(TYP246)。

Leica Monochrom(TYP246)が発表されました。センサーに色フィルターを持たない、唯一無二のデジタルモノクロームカメラです。

From Leica


Ragnar Axelsson – Around Iceland in 80 hours. A Leica portrait from Leica Camera on Vimeo.

このさっぱりとした外観が何とも言えません。大きな変更点としてCCDセンサーがCMOSセンサーとなりましたが、これは撮影にどのように影響するのでしょうかね。

CCDの鮮やかな色が特徴と仰る方が多いかと思いますが、モノクロームとなると白黒のコントラストが高くなるのでしょうか。私なんかは昔の高ISOのハイコントラストフィルムより、階調が豊かな、黒から様々なグレーを経て白となる画像が好きなので、CMOSの方が好みかもしれません。CMOSが好みとなると、高ISOや高ダイナミックレンジ、ビデオ撮影(要りませんが)が可能となり、CCDより性能が高いところも多いですね。
以前の1800万画素から2400万画素になり、センサーがCCDからCMOSへと変更されました。ローパスフィルター非搭載、センサーサイズは当然ながらライカ判です。この辺りはM9がM TYP240にアップデートされた時と同様です。なので、このMonochromもTYP240と同様、LCDやバッテリーなどの基本性能が向上しています。そしてライカM(Type240)と同様、ライブビューが可能になった。ライブビュー時には、フォーカスピーキングやマニュアルフォーカスアシストが可能。TYP240はM9と比較して使いやすくなったところが多くあると聞きますが、このTYP246のMonochromにも期待できそうです。
カラーは潔いブラッククローム仕上げのみ。シャーシは質感の良いマグネシウム合金ダイカスト。トップカバーとベースプレートは往年の真鍮製。この真鍮がハゲていくのを楽しむのもライカを持つ楽しみです。
ただ、価格がね・・・。

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