GRIIが発表されて、持っているGRの良さを改めて確認できました。
ただし、新しいGRIIでも素晴らしい機能があり、どうしても使ってみたい機能やあったら便利だと思う機能がありました。
まず、Wi-Fi機能。写真はインターネットにアップロードする事が増えているので、この機能はやはり便利だと思います。アプリはでき次第のところがあるので何とも言えませんが、手早いアップロードは歓迎です。スマートフォン等の、インターネットにつながっているカメラと比較してアドンバンテージを得るには画質によるところが大きいと思います。
オートホワイトバランスの性能が向上した事は、とても大きいと思います。ホワイトバランスの選び方がわかっている人には何ともない機能かもしれませんが、慣れていない人や咄嗟の時の写真では思い通りのホワイトバランスでないと写真としての仕上がりがイメージと異なってしまうかもしれません。ホワイトバランスは人工的な光源での設定が最も難しいので、この辺りが改善されているととてもいいと思います。この機能は使用している時に気付かずに働いてくれるので便利だと思います。
RicohがPentaxブランドとPentaxのイメージング事業部を買収した事で、多くのPentax製品にRicohの手が加わって良くなったところがあると思います。しかし、逆にPentaxのいいところをRicohブランドのカメラに取れ入れているところも見受けられます。「雅」の色調は私に最も目立ったところで、是非使ってみたいです。更に、「HDR調」「明瞭コントロール」「光沢コントロール」のエフェクトも面白そうです。ニッチなところでは、Pentaxのホワイトバランスの「CTE (Color Temperature Enhancement)」が搭載されています。また、私は使うことは稀かと思いますがPentaxの一眼レフの外部フラッシュをワイヤレスで制御できるそうです。
これらの機能が便利なのは間違いないですが、もちろん、GRは常にGRで、Candid Photoの写真機である基本の上で成り立っています。全ての昨日は写真を撮るために考えられているところがGRの気に入っているところです。