AppleのLive Photosを使ってみたいです。

Apple Live Photos

写真の形態が変わる時。Appleの新しいスマートフォン、iPhone 6sと6s Plusの『Live Photos』が凄いと思います。単なるギミックではなく、本当に良い写真の楽しみ方だと思います。
Live Photosは写真を撮る時、写真の前後1.5秒の計3秒の動画を保存します。写真を閲覧する時に3D Touchで長押しすると、動画のように動きます。技術的には目新しい機能ではないのですが、人間の感性に訴える、なかなか良い機能です。
面白いのは既に撮った写真を操作できる点です。デモやプレゼンテーションの時の撮ったばかりの写真よりも、自分の生活に深く関わっている写真を、しばらく経ってからの見る時に懐かしく感じるのではないかと思うのです。なので、Live Photosの進化を体験できるのは、たくさんの写真を撮って、後から見た時です。
静止画であるはずの写真が突然動き出す。「ハリー・ポッター」で出てくる新聞の写真のような、動く写真です。私は過去の写真を見る事で、その時の風景や体験を思い出したりする事があるのですが、このLive Photosでは更に鮮明に記憶が呼び起こされそうです。静止画と動画の差はそれ程あると思うのです。しかも一般的な動画は数分でも長く感じるものですが、この動画は3秒です。
もちろん、私がLive Photosで最も撮りたい被写体は子供達です。日々の成長が早い子供達の一瞬一瞬が保存できたらと思います。たとえ数日でも、変わっていたりすることもあるわけです。育ってしまってからでは撮れない写真ですが、今は子育ての真っ最中なので、数年後、数十年後にきっと懐かしく感じるはずです。
Live Photosのミソはあくまでも写真の延長である事だと思うのです。一般ピーポーは動画を撮るのが決して上手いわけでないと思います。「短い動画」ではなく、「動く写真」という位置付けである事で、より手軽に、より身近に、そしてより心に訴える写真になるか、自分で体験したいです。

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