Pentax K-1が発売されます。Ricoh Imagingのライカ判カメラ。

Ricoh ImagingPentax K-1を発売します。かなり意欲的な商品かと思います。

Pentax K-1

今まで何回もティーザー画像が公開され、サプライズ感は少ないかもしれませんが、やはり何点かの特徴が見受けられます。

まず、コンパクトさに注力したとの事。大きい一眼レフは立ち回りが良くありません。コンパクトにするには技術が必要なので、難しいところです。

また、既存のユーザーを大事にしたいという事。反対意見としては過去に縛れるとも言えますが、そこをあえて見つめ直し、ユーザー視点で製品を発売したのは勇気がいると思います。極端に言えば、ミラーレス一眼もあり得た中で、あえて1970年代のKマウント(そしてその前のM42マウントとも互換)とミラーボックスを決断しました。
とは言え、新しい機能も付いており、現代のデジタルカメラの液晶画面でメリットとなるチルト液晶、通称「フレキシブルチルト式液晶モニター」や、高速なAF、防塵・防滴構造、5軸手ぶれ補正、高ISO、約3600万画素など、色々と最先端の技術です。

多くの過去のレンズを使用できると思いますが、現代の技術のフルサイズレンズも新しく開発しており、標準ズームレンズ広角ズームレンズが発表されました。
ところで、このカメラの名称が気になります。『K-1』です。
今までAPS-Cの一桁機(K-3、K-5等)がフラグシップで、二桁機(K50等)もしくはK-S1等(過去にはK100など3桁)とクラスが番号・名称で変わっていました。K一桁のフラグシップの数字が徐々に小さくなって行ったので、タイミングによっではK-1がハイエンドAPS-C機の可能性もありました(だから最新のAPS-CはK-3IIなのか?)。K-1が発表された事で、ハイエンドAPS-C機の開発はストップになるのでしょうか。ハイエンド機がAPS-Cからライカ判に進化したイメージなのか、その辺りがとても気になります。
http://www.pentax.com/jp/k-1/

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