Cosinaのレンズがカッコいいです。NOKTON 58mm F1.4 SL II Sです。
レンズ構成は、Cosinaが2003年に発売した、東京光学の設計から作った「Auto-Topcor 58mm F1.4」です。典型的なダブルガウス構成で、クラシックレンズの味わいと最新光学技術による現代的性能を合わせ持ったレンズとしているそうです。
CosinaのHPで以下の言葉に感銘を受けました:
大口径標準レンズとして伝統的に用いられてきた焦点距離に再注目し、ダブルガウスタイプのレンズ構成によるクラシックレンズの味わいと、最新の光学技術がもたらす現代的な性能を合わせ持たせたレンズです。カメラを持つことが憧れだった時代をイメージさせる、個性的な外観デザインを採用しています。
オマージュでありながら模倣ではない、現代のレンズです。
● 懐かしさと機能性を備えたデザイン
フォーカスリングおよび絞りリングは総金属製で、大きく削り込まれた指がかりと、精密な切削加工が施されたローレットパターンは、懐かしく美しいだけでなく、マニュアル操作感を向上させる機能性を兼ね備えています。
最近のレンズのデザインもカッコいいものが多くて好きなのですが、この時代のレンズの佇まいは何か懐かしいものを感じます。
● 確実なピント操作が可能なマニュアルフォーカス
高い精度で加工・調整された総金属製ヘリコイドユニットと、適度なトルクを生み出す高品質グリースの採用により、滑らかな操作感覚のフォーカシングを実現。微妙なピント調整を可能にしています。
そしてマニュアルフォーカスを重視した製品設計。マニュアルフォーカスの楽しさを味わって欲しいとの願いでしょうか。