黄山を登りました。

上海の仕事が片付き、チームビルディングと称して中国・黄山に行きました。行っただけではなく、登りました。
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一部はケーブルカーやリフトを使ったものの、そこから徒歩で登るのも結構きつかったです。
しかし、『黄山を見ずして、山を見たというなかれ』とは良く言ったものです。そこはドラゴンボールの世界でした。

黄山の名は伝説上の王、黄帝がこの山で不老不死の霊薬を飲み、仙人になったという言い伝えに基づいている。秦の時代には黟山(いざん)と称されていたが、唐の時代には現在の黄山の名前に改められた。峰と雲が織り成す風景は、まさに仙人が住む世界「仙境」と言われている。多くの文人が憧れ、水墨画、漢詩などの題材となった。
黄山に立ち並ぶ山々は古生代にできたもので、氷河や風雨による岩石の浸食が1億年にわたって繰り返され、現在のような断崖絶壁の景観ができあがった。海から流れ込む湿った空気が海抜1000m以上の峰々に漂い、大量の霧や雲を発生させている。三主峰と呼ばれる蓮花峰、光明頂、天都峰があり、その他69の峰がある。そして、荒涼とした風景を彩る「黄山松」は、岩の割れ目に根を張り、強い生命力を持つとして、尊ばれている。以上の怪石、雲海、奇松に温泉を加え、「黄山の四絶」と称された。このことから、「天下の名勝、黄山に集まる」と言われ、古代から中国の人々が黄山の美しさを「天下第一」と称えている。幾多のスポットには、その独特の発想で名前が付けられた。
この名声に憧れて多数の文人が訪れ、水墨画、漢詩などの題材となった。東山魁夷は、黄山を「充実した無の世界。あらゆる山水画の技法が、そこから生まれたことが分かる」と評している。
–黄山(Wikipediaより)

頂上付近のホテルでは、現代の中国の観光業の発祥とまでされています。真意はわかりませんが、黄山は登る価値は大いにあると思います。(かなり混んでいるけど)
かなり広範囲を歩いたのですが、一人では到底歩きこなせなかったと思います。そう言う意味では一緒に登った同僚との仲間意識は高まりましたね。
中国の新幹線のインフラも整っており、広大な大地に新しい設備を擁しているせいか、日本のと比べて豪華な感じがしました。
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