革の表情に一目惚れして、買ってしまったオイルヌメペンケース。
オイルヌメ革は、革にオイルをたっぷり染み込ませているからか、柔軟性が高い感触です。
手触りが優しく、革とオイルの香りが楽しく、他では類を見ない風合いが個人的にこの革の魅力と思っています。
実は、内装のピッグスウェードの方もサラサラとした手触りでやさしい触感がオイルヌメと同じくらい魅力的です。
これからの味出しに備えて、ブラウンにしましたが、このシボがたまりません。どうやらオイルヌメ革は自然の風合いを生かした革で、一頭一頭の牛がそれぞれに元々持っているしわや傷痕(トラ)、血管の跡(血スジ)などがそのままあらわれ、色は天然の染料で染めているので、微妙な色合いのムラがあるそうです。
二つとない表情があるのが所有欲を満足させてくれます。
今は定石通りペンケースとして使っており
・図面やデータ、論文などの印刷物に書く時の赤ペン
・メインで使っている黒の水性ペン
・補助用のアラバマ大学のフットボールチームが刻印されているボールペン(書きやすい)
・仕事でファイルのやり取りをするUSBメモリー
・150mmの定規
が入っております。
このまま使い込んでいけばより柔らかくくったりとなったり渋く色が変わってくれることを期待しています。
実は使い始めて数時間は、開く時に違和感がありました(買った時にはこの違和感に気付きませんでした)。
これ、開く時に右利きを想定していて、左利きの私が何も考えずに開くとペンが逆さになってしまうのです。かといってペンが上に向くように開いたり、右利きを模倣して開いたりすると余計に違和感があるので、最初は戸惑いました。
しかし、使い始めて数日でもう気にならなくなりました。使い方、開き方に手が慣れたのだと思います。
最大の問題は、テルがロープの部分で遊んでしまうこと。
さすがにブンブン振り回したりしていませんが、心が落ち着きません。
http://www.tsuchiya-kaban.jp/product/oilnume/09t-pencase/index.html
http://www.tsuchiya-kaban.jp/fs/a184/series-oilnume/278
http://www.tsuchiya-kaban.jp/fs/a184/c/series-oilnume