虹の色は何色あるのでしょうか。

子供に虹はなぜ6色あるのか、と聞かれました。

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虹は7色あるのではないか?と一瞬思いましたが、一応子供には何色あるのか聞いてみました。答えは、赤・橙・黄・緑・青・紫でした。なるほど。

私も客観的に見たら、赤・橙・黄・緑・青・紫の6色、もしくは赤・黄・緑・青・紫の5色に見える時もあります。
では虹の7色はどの色なのか。ニュートンが提唱した色の数は7色で、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫です。しかもニュートンが7つの色を選んだのは音楽の音階のドレミファソラシと関連付けたからでした。300年前のことですから何とも言えないですが、ニュートンの知識を持ってすれば虹の色はスペクトルから成り立っていて、徐々に波長が変化するために明確に色の境界線は無く、色そのものの数は無限にあることを知っていたはずですが。
では、世界ではどうなのか。色々と例があるようです。
・アメリカやドイツは赤・橙・黄・緑・青・紫の6色
・日本でも江戸時代や中国も古くは赤・黄・緑・青・紫の5色
・アフリカ、アジア諸国、ロシアなどでは赤・黄・緑・黒の4色
・沖縄地方では赤・黒の2色
・インドネシアのフローレンス島地方では、赤・黄・赤・緑・赤・青・赤
頭を柔らかくして、実際の虹を見て上の色の分け方と比べてみると、条件によってはどれもそのように見えます。2色も最初は乱暴だと思ったのですが、見ようによってはそう見えなくもないです。
特に、地域や分化、古代では宗教や神話などで解釈は全く変わるものだと思います。
と言う訳で、子供に「虹の色は無限にあるんだよ」と答えてしまった私は、間違っていたのでしょうか・・・。

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