なんとか無事に卒業をしたので、しばし休暇を取ることに。タイミング的に学会後の方が仕事が少ないので、一段落ついていることが大きい。
とりあえずカナダに行くことは大分前から決めていて、飛行機の手配などは済ませていた。数ヶ所訪れなきゃいけないところがあったので国内の移動は列車で行うことにした。
とりあえず順番として西から東へ向かうのが順当だと思ったので、まず始めにトロントから。カナダは国土が広いので残念ながらバンクーバーなどの西側の地域はパス。キングストン時代に仲の良かった人達とと会い、元ルームメートにもあった。
そのルームメートが連れてってくれた面白いところがPanorama-パノラマっていうレストランでした。レストラン自体は高かったのでコーヒーだけ頼んだ。高層ビルの52階にあるそのレストランからの眺めはなかなか良かった。
コーヒーの値段が高かったのもうなずける。(゜ー゜;)(。_。;)(゜-゜;)(。_。;)ウンウン
写真も撮ったのだが、夕方時だったのであまりいい写真は撮れなかった。というわけでちょっと面白いと思ったのを紹介。
エレベーターの内部。おいおい。2階からいきなりかよ!
運良くハリファックス時代の友達、ジョンと奥さんにも会えることになった。わざわざ車で二時間ほどかけてトロントまで来てくれた。この辺は写真が少なくて申し訳ない。会話の方が盛り上がってしまってね。
何よりオレは人物写真があまり好きじゃない、っていうのもあるけれど。それよりシャレで撮った写真を紹介。久しく忘れていた感覚を取り戻した。
背伸びしないと届きません。
これが平均的欧米人男性に合わせているとでもいうのか?オレより背が低いヤツいっぱいいるのに。これは頑張って背伸びして用を果たしました。この直後に写真をみんなに見せました。笑われました。他の男二人には「オレは不自由に感じなかったけど」とか言ってた。こういうヤツは日本で苦労するんだろうね。便器が低くて。
カナダは二週間ほどの滞在だったのだけれど、トロントでの時間を一番長く取りました。その間に泊めてもらったのがとても良い所で、パソコン部屋に布団を敷いてもらって寝てました。宿代は食事を作るということで相殺。なんと嬉しく楽しい条件。
ちょうどThanksgiving-感謝祭と時期が重なったので頑張って七面鳥を焼こうか!…と思ったものの、三人分(ジョニー夫妻とオレ)だとどんなに小さい七面鳥でも多すぎる。
そもそも、ジョニー家で小さい頃は伝統的な七面鳥ではなく、ローストビーフだという。
ほー、ふーん、まぁ人数制限があることだし、どうせなら昔懐かしいローストビーフで行こう。オレに取っちゃどっちも懐かしい。日本料理だけはカンベンな。サラダやスープにも工夫を凝らし、パンに合う食事を用意。
思ったけれどカナダ料理、っていうかアメリカ料理、っていうかイギリス料理は工程は簡単なんだけど、技術はやっぱり必要だね。肉なんて焼くだけだけど、焼き加減はやっぱり経験でしかわからないもんね。
んまー、結果的には満足できました、はい。その次の日は中華料理屋さんに連れてってもらって飲茶を食べたけれど。これも在中国人の腕により、とても美味しかった。オレは食うために旅行をする男ですので。
トロントを後にし、バスでキングストンへ移動。これは2時間程度のもの。さすがに4年ぶりに訪れると色々変わっているね。しかし変わらないところもある。ちょっと懐かしいスパイラル階段も健在でした。
この階段が1階から地下一階を結ぶ階段のひとつ。くるくると回りながら降りてったものだ。
日本に三年間いた友達、セルヒオにも会いました。今回は寮住まいらしいが、なかなかりっぱなところに住んでいる。オレの感覚だと寮部屋ってのは小さい部屋が一室あって、ベッドと机しかないようなハズなんだけど。トイレ、風呂、コンロなど全て共用でさ。
しかし、この部屋は寝室がちゃんとあって、テレビを置く場所もあり、トイレとシャワーもあり。キッチンもあって今オレが住んでいるアパートよりも大分いい。更にはペットまで飼えるというのだからびっくり。
オレの靴がちょうど良いクソ床に見えるらしい。目がコワイ。
ここからちょっと列車に乗ることに。事実24時間乗ることになるらしい。終点の東の果てまで。飛行機より辛いかも。カッコいい写真を撮りたかったので、撮影の準備をした。
おおおおおお~~~~カッコええ~~~!!
しかし、この直後、調子に乗って撮っていたために、
危うく列車に乗り損ねる。
乗ってからは、意外に快適なシートだ、と思った。しかし、24時間はいくらなんでも長すぎるて。やっとこさハリファックスに着きました。
しかし、この時期の気候として珍しくなく、雨雨雨。3日滞在したのだがそのうち1.5日は雨だったなぁ。
こちらは小学校低学年から住んでいたので、思い出の場所が比較的多く、色々と再探検をしていきました。こちらで泊めてもらったのは小学校二年からの付き合いであるデレック。本人も最近になってタイからカナダに戻って来ていて、一緒に昔住んでいた町へ行った。小学校や中学校、高校と前に住んでた家。想像していたよりも変わっていなくてほっとしたのやら不安になったのやら。
本当はもう少し頑張って探検をするつもりだったが、霧雨状態だったので最低限に留めた。これが暴風雨とかだったらすぐあきらめただろうし、快晴だったら夜中まで歩いていただろうから、切り上げる言い訳にはちょうど良かったかも。
忙しいながらも楽しく充実した10日間。
でも良く知っている場所だと新発見は少ないもの。
次の旅行は全くの異国で地理とか良くわからないところに行きたいな。