ライブ。

楽器を持って人前で演奏しなくなって久しい。
元々音楽才能があまりないということもあるけど、基本的にオレは趣味程度にしか音楽は演奏しないし鑑賞しない。
でも趣味であるから挫折とかしないし、嫌いになったりしない。
これはオレの考え方だけど、仕事で好きなことができるのは幸せなことだと思う。
だけどものすごい好きなものを仕事にしちゃって、辛かったりすると嫌いになってしまうよね。
実際夢に向かって仕事を探した人でそういう人は結構いるかも。オレも何人か知っているが。
それじゃあ全然幸せじゃないじゃん。オレはやっぱり適度に好きなものを仕事にして、本当に好きなものは趣味の段階に留めて置こうと思った。
オレにとってそれがサッカーであり、イラストであり、更にはギターである。
すげーマエフリがなげー。
とりあえずバンドでライブをやるのは楽しかった。ギター二本、ベースとドラム、これで十分。
みんなファンクが好きだったため集まった。ファンクといったら昔ではJames BrownとかJimi Hendrix。
Hendrixは厳密にファンクではないけれど、先進者であったことは確か。
現代の音楽でいうと…Super Butter Dog(知らないかな…日本のバンド)、Red Hot Chili Peppers、No Doubtなど。
う~ん、もっとわかりやすいところでいうと…認めなくないけどモ●ニング娘。は結構ファンクっぽい曲を幾つか出している。
「LOVEマシーン」や新作「そうだ!We are Alive」などはファンキーですな。
ギターはペケペケ音、ベースはしっかりしててドラムもリズム感を大事にする。
コミックバンドみたいだったけど、楽しかった。
演奏するにあたって場所は問わなかった。バーはもちろん、日本でいう学園祭みたいなものにもガンガン参加してた。
カバーもたまにやったけど、オリジナル曲をやることのが多かった。
リクエストが出る時は頑張ってその曲を演奏したものだ。
でも路上ライブはやらなかったなぁ。
路上ライブで一番近いものをやったのは大学のイベントで素人バンドが屋外にあるステージにて演奏するというもの。
つまりちゃんと演奏するべき場があっての演奏だった。
ここで今日の愚痴(やっとかよ)は世の中に充満してる『路上ライブ』なるもの。
駅前でよくギター片手に弾いてる奴等がいるよね~。あれってオレから見れば妥協してる以外に見えないんだけど。
オレ等も基本的に自己満足でやっていたわけだけれども、同じ自己満足でも路上ライブ派はケタ違いだよね。
本当に趣味ならばカタイ事は言わないけれど、せめてギターのチューニングくらいは合わせてくれ。
趣味以上のつもりでやってるやつ等に対しては笑うしかない。
本当に音楽で世の中でやっていきたいなら一人でも多くの人に聞いてもらう事が重要だけど、『ちゃんと聞いてくれる人』に聞いてもらわないと。
通勤途中のサラリーマンなんて聞いてくれないし、女子高生に聞いてもらってもしょうがないじゃん(失礼)。
ちゃんとした場所でライブをやれば、それを目的で来てくれているお客さんに聞いてもらえるし、何より音楽関係の人が聞いてくれる可能性が高い。
素人バンドが演奏できる場所はくさるほどあるし。
最初にうちは場所代を払ったり、車で通うガソリン代の方が報酬より多いかもしれない。(<~実体験より)
オレ等は趣味でやってたから準備代(場所代、通行代、設備代など)が報酬をうわまっても全然気にしなかったね。楽しかったから。
それを超えて職業にする心構えがないとダメなんじゃないのかな。
それで辛くなってやめちゃう人は結構多い。
これが最初に言ったとおり、あまり好きなものを職業にすると嫌いになってしまうかもしれないということ。
ま、結論は路上ライブからプロに上がる人達はほーんの一握りなんであって、オレからみればカバー曲ばかりを路上で歌うのは趣味以上のものにゃ見えないね。
厳しいことを言うようだけど、正直な意見どす。
なんでこんなに怒ってるかというと、理由は一つ:
路上ライブやってるみんな下手なんだも~ん(涙)。

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