Sony RX10がα7とα7Rと同じくらい魅力的かも。

Sonyから凄いカメラが出ました。世界初のEVF搭載フルサイズミラーレスデジタルカメラ、α7とα7Rです。

Photo: Sony
OlympusのOM-D EM-1と似ていますかね。業務提携の二ュースで変なで先入観がついてしまっただけでょうか。
α7とα7rの大きな違いは撮像素子です。詳しくは語りませんがα7が(比較的)低画素のAFセンサー付き撮像素子、α7Rが高画素ローパスレス撮像素子、と覚えるようにします。

レンズに関しては、私が買うなら機動性を損なわず、スナップに良い画角のSonnar T* FE 35mm F2.8 ZAがカメラのコンセプトに合ってていいと思います。

Photo: Sony
ただし、好きな画角は50mm近傍なのでSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAもいいですね。一眼レフが初めて発売された1960年代に各社55mmが多かったのも歴史を感じて面白いです。
同時発表されたのがRX10です。

Photo: Sony
レンズ固定式ですが明るいズームレンズですし、コンパクトデジタルカメラと比べ非常に大きい1インチの撮像素子を搭載しております。
EVFも搭載しておりスペックはα7系よりは劣りますがα58レベルです。
更に、
8倍以上の倍率でF2.8通しの高性能ズームレンズ、
絞りとフォーカスを手動操作できる、
最短3cmのマクロ撮影、
光効率の良い裏面照射CMOSセンサー、
スナップに便利な瞳AFを備えている、
など普段使いには十分な性能を備えています。ありそうでなかなかないスペックです。
所有カメラを小さくしたい私としては普段使いカメラの候補として挙がります。Nikon1系列Olympus Pen等も候補です。
Sonyカメラの好きなところは、100年以上のカメラの歴史の固定観念に対し最新技術で果敢にチャレンジする点です。ゲーム機や他の電気製品で良く聞いた事がありますがSonyは面白い製品を作ろう、他の人がやっていない事をやろう、という文化がありそうです。また、買収したミノルタのカメラ事業の血脈を確かに感じられるレンズやカメラのデザインにはいつも好感が持てます。反面、Sonyのデジタルカメラはどうも画素数至上主義なところが感じられて、そのあたりで若干私の好みから外れます。あくまでも個人的意見です。
ライカMレンズをたくさん持っている身としては、ライカ以外で初めて全画角使えるデジタルカメラが出てきたな、という感じです。デジタルカメラとしては最上級の写りである事は間違いないと思います。ただし、ライカ判(135フルサイズ判)デジタルカメラは使いこなせる自信がありません。
それよりも、
大きいカメラを持ち歩くのが嫌なので体積が一回り小さくAFが速いOlympusマイクロフォーサーズ機や、
子供を良く撮り、めんどくさがり屋なので肌の質感が非常に良い富士フィルム機や、
操作が完全に体に染み付いているRicohのカメラや、
レンズ資産としての数が一番多いPentax系のカメラを先に選んでしまいそうです。
育児にかかる時間が減れば上記の手軽さは優先順位が低くなりますが、その時は孤高のSD1Merrill系で風景等をじっくり撮りたくなるか、(まだあれば)フィルムでじっくりと撮りたくなると思います。



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