Nikon 1の標準ズームレンズのいいところ。

Nikon V3に合わせてアップデートされた標準ズームレンズ。
その光学仕様だけを見ると、あまり変わっていないように見えます。


最初は新しいカメラが発売される度にレンズを作らなきゃいけないので大変ではないかと思いました。レンズ設計が一緒でも金型などが変わるとその分を償却しなければいけないので。
ただし、私はNikon 1システムにおけるこのレンズの良さを把握していませんでした。

まず、コンパクトなそのサイズ。軽量なNikon 1では重要です。
そして、パワードライブ機能。スムーズなズーミングは動画撮影においては重要です。
更に、コンパクトカメラによくあるレンズバリアー機構により、レンズキャップの煩わしさが解消されるかもしれません。
最後に、手動の操作なしで使用できる。私はPDズームを除くNikon 1のズームレンズに非常に強い拒否感を抱いておりました。撮影を始める前に、レンズ上のボタンを押して手動で初期状態にレンズを回し出さなければいけないそれらの機構は、撮影のテンポを妨げるものだと思っていました。
標準ズームしか使わない方は多くいると思います。
そういった人達のために、可能な限り良いモノを作ろうとするNikonのユーザーへの想いを感じました。
私の勘違いかもしれませんが、そう思いたいのです。
http://www.nikon-image.com/products/camera/acil/body/nikon1_v3/
http://www.nikon-image.com/products/camera/acil/lens/1_nikkor_vr_10-30mmf35-56_pd-zoom.htm



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