選挙に行きました。私は長らく海外に住んでいました。日本でもそうですが、外国人は選挙の際に投票できないのです。海外に住んでいた頃には政治に興味があるものの、直接関与できないのでそれ程選挙に対して熱くなれませんでした。たまに友達に「オマエどこに入れるの？」と聞かれたこともあり、「オレ投票できねんだわ」と答えると一瞬びっくりされ、「あぁそっか」と納得されました。
日本に住んでいる今、投票しないのは考えられません。特別政治に関心があるわけではありません。しかし今まで投票できなかった身からすると、投票の権利を捨てることはとても大きな物を捨てていると感じずにはいられません。
「自分のたかが一票がこの国を変えるわけがないから投票しても意味がない」という方も多いと思います。しかしそれでは文句を言う権利を捨てているのと一緒です。我々の一票の価値が高いからこそ、選挙中は候補者が必死になって活動するわけです。候補者は自分に一票を入れてもらうために我々の気を引こうとしてあれこれ施作するのです。それが結果的に国を自分の一票で動かす事になると私は信じています。
