私の待ちかねていたSIGMAのQuattroシリーズのdp3 Quattroが発表されました。
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dp3のレンズにはさり気なく「Macro」と書いてあるんですよね。
更に、テレコンバーターも発表されています。倍率1.2倍でdp3 Quattroに装着すれば90mmの画角となります。
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これでdpのラインナップからdp0の超広角(21mm)、dp1の広角(28mm)、dp2の標準(45mm)、dp3の中望遠(75mm)、dp3+テレコンの望遠(90mm)となります。
私は元々この換算75mmという画角が好きで、かつ実焦点距離では50mmの縦倍率が好きなので、APS-Cサイズではその両方を手にすることができるので事画角と焦点距離に対しては私にとってベストサイズはAPS-Cとなります(もちろんそう単純な話しではありませんが・・・)。私の場合、GRで広角28mm、それにGW-3を付けての超広角21mmを楽しんでいます。GRはクロップで35mm相当も撮影できるので、このdp3 Quattroとテレコンバーターがあれば好きな焦点距離を網羅出来ますね。今はRicoh GXRも使っていますが、念願のFOVEONを試すのはdp3と決めています。
SIGMAのFOVEONカメラはデジタル中判カメラと呼べる程の高い性能をとても小さい筐体に収めています。「コンパクトデジタルカメラ」ならぬ「コンパクト中判デジタルカメラ」だと思います。ただし、使用するにはカメラに対する献身的な姿勢と実直なテクニックが要求されそうです。それらの条件をクリアした時、素晴らしい写真が出来上がるのだろうという魅力があります。