MacBook Pro 17inchが発売停止になってから数年経過しました。RetinaディスプレイのMacbook 15inchの発売と共に、開発が止まったみたいです。私はその昔、アルミのユニボディのMacbook Proの17inchを本気で検討した事があります。
長らくMacBook Pro 17inchは写真家や動画を扱う職種、音楽関係の方々が好んで使っていましたが、当時の技術からすると17inchのRetinaディスプレイは技術的に難しかったのではないかと思います。今の技術ならばできるのでしょうか。
また、Retinaではない17inchを維持するのも問題があり、最近までのRetinaディスプレイのプロスペックMacbook Proシリーズと、非Retinaの廉価版のMacbook Airシリーズのラインナップの中での位置付けが中途半端でコンセプトが不明確になります。非Retinaの17inchは最も大きいディスプレイのノートパソコンでありながら、最も高い解像度ではないからです。
Mac Proもニッチですが最近更新されました。Macbook Pro 17inchはMac Pro程ニッチな 製品ではないはずです。それなのにあれほどの紹介の場を設けました。
MacはiOSに取って代わられると考えた時期はありましたが、Macがなくなる事はないと思います。Macが無くなったら、Appleのデベロッパは何を使って開発をするのでしょうか。Windowsではないですよね。
何はともあれ、Mac Proの開発と発売と同じロジックがMacbook Pro 17inchにも当てはまると思います。最新のCPU（2.4GHzクラス）とGPUに、16GBのRAMとdual SSDであれば、性能は間違いなくトップクラスです。また、あのサイズに現代のバッテリーを組み込む事でバッテリー時間も格段に長いはずです。
日本の市場はAppleの中では決して大きいわけではないですが、日本の住宅事情から考えると、大きいデスクトップよりも多少大きいノートパソコンの方が家の中での使い勝手が良かったりします。ノートパソコンは使い終わった後に収納スペースが少なく、専用のパソコンデスク無くして使用可能で、家族でシェアするにも家の中での移動は苦がなく、パソコンとしてのスペックは高いです。
iMacも更新され、iPad Pro発売されているのでそろそろMacbook Pro 17inchが見てみたいです。
