FUJIFILM X70のレンズ。

FUJIFILM X70のレンズですが、これがとてもいいレンズだといいな、と期待してしまいます。

X70

レンズ断面図からは非常にX100系の23mmレンズと似ているように見えます。特徴としては、絞り前のレンズ数の少なさと、絞り後の多くのレンズと非球面レンズを備えていること、非球面レンズの内の一枚の非球面係数が大きそうなこと、そしてレンズ後部(センサーに近いレンズ)が大きいところが似ています。

ところでX70の18.5mm F2.8ですが、先程書いた特徴もあってコンパクトです。Ricoh GRのレンズと焦点距離を同じにして大きく異なります。一部は特許の関係であまり類似した形や構成にできない点はありますが、Ricoh GRのレンズは良く知っているだけに、コンセプトが大きく異なるのでその写りの違いも気になります。
このレンズの一番良い所は、その機構の一部も関係するのですが、電源のオンでレンズが繰り出さない点です。これだけコンパクトにしつつ性能を高く保つのがとても難しく、感心します。写りに妥協しない富士フィルムなので、ますます写りが気になります。
小刻み良く撮影できるAFや、センサー性能や、操作感などもとても大事なのですが、結局写真はレンズです・・・とワタクシは言いたい。


タイトルとURLをコピーしました