昨今のデジタルカメラは色々とあり、それぞれ特色があってどのシステムにするか迷うところがあると思います。お金が無尽蔵にあれば悩むところはないかもしれませんが、限りあるお金で買うとなるとシステムを決めて考えるのは意味があると思います。
もし自分が買うとしたらどうするか考えてみました。
考え方は色々とあると思います。
1)最新の製品を新品の状態で買い、1年くらい使います。そして次のモデルが出る少し前のタイミングで売り、最新製品をまた買う。これでカメラもまだ新しく買取価格もそれ程低くない可能性があります。とはいえ、最新のカメラなので最も高い値段で買うことになります。この戦略は常に新しいカメラが欲しい人向けで、かつ多く使用する人向けだと思います。
2)新品だけど発表から1年くらい経った製品を買う手もあります。そして、そのカメラを3〜5年間使用します。この戦略では、カメラの良し悪しやレビューも出ており、かつ新品でも比較的安い値段で買うこともでき、場合によってはファームウェアアップデートも成されているかもしれません。反面、5年もカメラを使った後では中古買取価格はあまり期待できないと思います。とはいえ、その時までにはかなりカメラを使い込んでいるので、次のカメラの性能はかなりアップしていると思います。この戦略は比較的買い物に対して慎重な方向けで、機材の特徴を良く知りたい人向けです。また、最新機材を使っていなくても気にしない人向けです。
3)古いカメラを中古で買い、かつその製品ライフが終わりそうなモデルチェンジの時に買う。この戦略では、最新のカメラを買う方の中古カメラを買うことになるかと思います。場合によってはそれ程使い込んでいないコストパフォーマンスの高いものが買えるかもしれません。例えば、富士フィルムのX-Pro2が発売されたタイミングでX-Pro1を買えば、新品でも発表時の数分の1の値段になっている場合が多いです。最新のカメラが発表される時は冷静な判断ができない可能性があります。モデルチェンジの時期でも欲しいと思うカメラならば、古くても満足するのではないでしょうか。この戦略はカメラを可能な限り費用をかけずに買いたい人向けです。
良く考えてみたら、私は2の例のようなカメラの買い方をしています。あまり古いカメラは中古で探すのも大変ですし、最新のカメラもためらいます。
とはいえ、4つ目の戦略もあり得るかもしれません。
4)年間の『カメラ予算』を決め、その予算の中で好きなものを買う。これで最新でも中古でも関係なく、必要以上に散財することもないです。
※おまけ:
5)好きなものを好きなだけ好きな時に買う。人生は一度しかないもんね。