CosinaからNOKTON 40mm F1.2 Asphericalと40mmのビューファインダーが発売されます。
断面図を見てみると、変形ガウスタイプに前レンズと後レンズに非球面レンズを用いています。構成はE-mount用レンズのものと同じですかね。
このレンズはLeica用ですのでマニュアルフォーカスです。大型のセンサーに対応したデジタルカメラ専用設計で、非球面レンズの使用が単焦点レンズにしては贅沢です。
以前のF1.4レンズは意図的に収差を残したレンズ設計に対して、このレンズは性能がとても高いです。高画素化が進むデジタルカメラに対して、コントラストが高くシャープなレンズが求められているのでしょうか。40mm F1.4の球面バージョンもそろそろ販売停止でしょうかね。
私は40mmの画角が大好きで、ともすれば望遠気味に写ってしまう50mmと、広角気味になってしまう35mmとの美味しいところの画角だと思います。
ライカ判ではLeica CL(CLE)のレンズや、一眼レフのパンケーキレンズとかで40mmの画角はありますが、決してメインストリームではないのが残念です。
ただし、中判の二眼レフやハッセルブラッドの標準レンズは40mm相当の画角なので、歴史的には多用されてきた画角と言えるのではないかと思います。
40mmはいいですよ。