2つのレンズを選ぶ時の案として面白い考え方を聞きました。
それは、
1)一つ目のレンズは大きく、高性能で高倍率のズームレンズと、
2)二つ目のレンズは小さく、軽い単焦点レンズで、かつ上記のズームレンズ内の最も気に入っている画角のレンズ、
のセットです。
Panasonicのカメラを考えた時では、Leica DG Vario Elmarit 12-60mmとLumix G 20mm ƒ/1.7 II ASPH.などはいかがでしょうか。
標準の領域でコンパクトなレンズだと思います。
このレンズの選び方は、普通の直感と逆なのがポイントです。
例えば、キットレンズは、小さくそれ程性能の高くないズームをカメラと共に買い、その後で高性能な単焦点レンズを買う、というパターンが一般的だと思います。
しかし、この選び方は考え方が逆です。
ズームを使う時こそ、あらゆる状況に備えて、意図的な写真を撮るために、高倍率で高性能のレンズを使います。
小さい単焦点は常用レンズとして、スナップや普段使いのレンズとします。
つまり、意図的な撮影をしている時は多少大きいレンズでも気になりませんし、レンズ交換も余程のことがなければしなくていいです。ましてや最近のズームレンズは高性能で高倍率なものが各社日々開発・販売しています。ズームこそ高性能で選びたいです。
常用のレンズこそ、気に入った焦点距離で取り回しが良く、軽くて気にならないものがいいと思います。
性能が高くないズームレンズと高性能な単焦点レンズのセットよりは汎用性があると思いますが、いかがでしょうか。