Macbook Airがなくならない理由。

Macbook Airは長らく使っていました。発売当初はなんて小さく薄いラップトップなんだろうと思いました。



しかし、Macbook、そして新しいMacbook Proがある中で、まだ販売しており、なんと最新のアップデートまで噂されています。なぜなんでしょう。

実は、Macbookの方がMacbook Airよりも軽くて薄いのです。
古いモデルを維持して価格を下げ、新しいモデルを導入するのはAppleとしては決して珍しい事ではありません。そしてしばらくすれば廃止されると思っていました。Macbook AirはMacbookよりも7割くらいの価格であり、唯一10万円を切るモデルです。Macbookがこの値段に下がらない限り、Macbook Airを買い続ける人はいるでしょう。
ここで無理矢理Macbook Airを販売停止にしないと言う事はまだまだ売れているからではないでしょうか。教育機関では価格は大事ですし、私の妻もMacbook Airの性能が必要十分と言っていました。
ある意味でMacbook Airには二つの後継機器があります。
1)Macbook。薄く軽いラップトップと言う意味で。
2)Touch Barが付いていない13インチのMacbook Pro。CPUは同等性能で、わずかに重いだけ。
これらのラップトップを並べると以下のようになります。

  • 一番薄くて軽いMacbook。
  • 古き良き形だけど、決して一番軽くはないMacbook Air。
  • 同等のCPU、同等のサイズ、同等の重さのMacbook Pro。

こうやって並べると、今のMacbookは軽いのでAirと呼ぶべきで、今のMacbook Airは一番ベーシックなのでMacbookと呼ぶべきではないでしょうか。今の時代は薄くて軽いラップトップにプレミアを付けてもおかしくない、と言う意味で。ただし、急に変えたら混乱しますがね。
そう考えるとMacbook Airが無くなる前提でのネーミングですよね、Macbookは。
私はRetinaディスプレイは大好きですが、特に違いを感じない人も多くいるのではないでしょうか。CPUに関しても必要十分と思う方も多いでしょう。USB-CやThunderbolt然りです。MacbookとMacbook Proの新しいキーボードに違和感を感じる人も多いかもしれません。
そう考えると私みたいなRetinaディスプレイ好きがTouch Bar無しのMacbook Proを買う人がもっといるのではないかとAppleは思ったのではないでしょうか。結果的にはそうではなく、Retinaディスプレイと新しいキーボードくらいの違いでは、Macbook AirからMacbook Pro(廉価版)に移行する魅力が価格差を上回ったのではないでしょうか。

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