ハッセルブラッドの新パンケーキレンズ。

コンパクトなハッセルブラッドX1DIIにおあつらえ向きのレンズが発表されました。
Hasselblad 4/45
コンパクトな45mmのパンケーキレンズです。最小かつ最軽量の中判レンズの45Pです。

フルサイズ換算ではおよそ36mmで、レンズにはリーフシャッターがあるため、動作が非常に静かだと思います。
また、10万円強の比較的安価な中判レンズであり、ハッセルブラッドのラインナップの中でも最安価です。ラインナップに同じ45mmでF3.5のものもあります。この新パンケーキレンズはF4なのですが、無視できるレベルの口径比の差です。
そもそも中判レンズはフルサイズやAPS-Cのレンズと比べて出荷本数及び生産本数が違うと思うので、先行投資や製品にかかる費用を回収するために一製品辺りの価格が高いのだと思うのです。簡単に言うと、生産設備に五千万円かかるのであれば、十万本のレンズであればひとつ辺り500円で回収できますが、1000本だとひとつ辺り五万円乗せないと回収できません。単純にセンサーサイズが大きいから高価、という訳ではないのです。
ひとまずですが、このようなコンパクトな中判デジタルカメラにコンパクトなレンズを取り付けて、軽快に撮影に臨むのは大賛成ですね。

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