Sonyのライカ判コンパクトカメラ、RX1が発表されました。
第一印象は「キヤノネットに似てるなぁ」、でした。
共通点としては、
①同じ撮像サイズで一眼レフより小さい
②35~40mmの明るく良いレンズ
③ファインダーがちょっともの足りない
です。③は、キヤノネットのレンジファインダーの質と、RX1の質は高いけど外付けの電子ビューファインダー。
使ってみないとわからないのですが、かなりコンパクトでいいんじゃないでしょうか。カッコいい。
懸念点としては、36mm×24mmにギュッと押し込んだレンズ。AA(Advanced Aspherical)レンズは結構なことなんですが、フィルムと比べて入射角度に制約があるセンサーに対して、解像度を上げながら光学的に歪曲を解消するのは困難です。歪曲除去を電子的にやっていたら、そう言って欲しいものです。これはRX100も同じ印象(懸念)なんですがね。
デジタル補正が悪い分けではないんですが、過度な補正は良くないのと、やっぱりやっているのならば言って欲しい。
「光学XX倍ズーム」と良く言われるように、デジタルズームは別扱いなので、歪曲収差もそうして欲しいです。
ああ、レンズ断面が見たい・・・。
α99と違い、センサー上に像面位相差AF素子が無いんですが、組むのが難しかったんでしょうか。ソフト的な事か、コンパクトにするために電子部品を入れるスペースが無かったか。はたまた、製造ラインが構築してあって像面位相差AF素子が無いセンサーの方が極端に安く製造できるからか。まさか、像面位相差AF素子を入れたらα99のAFが霞んでしまう懸念から・・・?
アクセサリーですが、かなり豊富です。私としては電子ビューファインダーキット「FDA-EA1MK」は外せませんね。
また、マニアックなところに目が行ってしまったんですが、サムグリップ「TGA-1」、光学ビューファインダーキット「FDA-V1K」、レンズフード「LHP-1」がツボです。
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[…] 発表当初、SonyのRX1がキヤノネットに似ていると思っていました。 […]