ぽけもんGOがSNS、テレビ、新聞と見ないところはありません。近所を徘徊している高校生(大人も・・・)見かけます。任天堂の株が倍増する程大幅に上がったり、実は作っているところがNianticと投資家が知ると株が下がったり、ここのところのニュースでよく聞きます。
とは言え、ポケモンGOがVR(Virtual Reality – バーチャル・リアリティ)に対するAR(Augmented Reality – オグメンテッド・リアリティ)の金字塔になる可能性はあると思います。
VRが現実の世界を入れ替えるのと異なり、ARは実際にある現実の世界に重ねたり、もしくは拡張(augment)するものとなります。
VRは様々な製品が発表されていますが、ARは特に注目を浴びることが比較的少ないかと思います。
ポケモンGOではスマートフォンで、実際にある現実の世界にポケモンが重なって描写され、捕獲すると点がARです。技術的にはユーザーがデータを共有するためサーバーを一つにまとめる必要があり、それでサーバーが落ちることあります。株価と同じように、同じデータを共有するのでその負荷は高いと思います。
AUの拡張世界は当然、ゲーム以外でも価値があります。例えば、博物館や美術館で手渡される、展示品の説明を録音されたイヤホンがありますが、これもある種のAU(拡張世界)です。眼で見る美術(現実=reality)に、その歴史や背景を重ねて拡張するものです(拡張=augmented)。では、美術館内でスマートフォンを持ち歩き、美術品に向けると説明が読めたりしたら楽しいかと思います。わざわざ検索サイトで調べるのでなく、かざすだけで。
ところで、実際のポケモンGOのゲームですが、私はポケモン世代ではないので興味がわきません。ウルトラマンの怪獣はやらないかも・・・。スター・ウォーズのマイナーキャラを集めるゲームだったら・・・やるかも。ドラゴンクエストのモンスターを集めるゲームとか・・・。