実に久しぶりである。カナダ時代の友人、ぶらおが珍しく日本に来たのである。
ビジネス優先のため、2日しか遊べなかったけれど、時間の質は高かったように思える。この日記にも初期は度々出てきた人物であるが(ツヨポンとか呼んでたかな、当時は)、ここまで長い付き合いになるとは思っていなかった。まぁオレが日本にいることは知っているので連絡してくれたんだろうけれどさ。
そこで何をしたかと言えば、大したことはしてない。お互いに再開の目的は90%以上は「色んなことについて論じる」だったので彼の要望をひとつ盛り込んだ以外はかなりフリーな2日間であった。
そのひとつの要望は自分の事業のための情報収集だった。まぁこれは普通に街中を歩いていてもできることなので問題なし。(本人の了承を得ていないのでその事業の内容は伏せておく)
お互いの人生があの頃と比べて大きく軌道が反れてしまったけれど、こうやって久々に話してもあの時のように話題に事欠かないのは嬉しい。前にもどこかで書いたと思うけれど、こいつはオレと似たような境遇で生まれ、似たような境遇で育ったため、共感できるところが多い。性格も考え方も似てる。
性格も似ていると反発してしまいがちだけれど、そこまで似てないのでバランスの取れた関係が保てた。キングストンという小さな町の数少ない日本人の中でこんなにも似たヤツがいたのはびっくりしたなぁ。
もちろんあの頃の友達とは連絡を取り合っている人も多く、ぶらお以上に仲の良い人もいるのは過言ではないけれど。
彼が去ってから、昔の思い出いかに大事かわかった。それと同時に、これからいい思い出を作っていくことの重要さにも気づいた。