Sonyのミラーレス機を持っていたら欲しいレンズかもしれません。
40mmは135判で大好きな画角です。
Zeissは常に憧れのレンズです。光学に携わっていると、必ず耳にする会社です。カメラを少し扱っていれば聞いた事があるはずです。プラネタリウムの投射器やルーペ、顕微鏡や医療など、最高性能のレンズにはZeiss銘が付いている事が多いです。
Zeissもたくさん使いました。ヤシカコンタックス時代、新生コシナ時代、そして中判カメラのZeissレンズ。祖父のカメラを漁っていたら、大判のTessarが付いたカメラが出て来ました。
初めて40mmを使ったのはPentaxのカメラとVoigtlanderのUltronでした。パンケーキレンズより少し大きい代わりに、F2という明るさのレンズです。Olympusも似たようなレンズがあり、Pentaxも似たようなレンズがあります(43mmF1.8)。コンパクトカメラのレンズもこの焦点距離のものが多いです。
40mmのF2というのが好きな塩梅です。大きくなり過ぎず、そこそこ明るいレンズ。
画角も申し分ないです。50mmが少し窮屈と感じる時もあれば、35mmが少し広過ぎに感じる事もあります。不思議と40mmではそれがありません。逆に、40mmの画角は自然に感じ過ぎるために、ともすれば退屈な写真になりがちです。『普通』と言えばいいでしょうか。
それもそのはず。135判ではフィルムの対角が約43mmです。フルサイズセンサーもそうです。コレが真の標準レンズです。6×6判の対角が約80mmの標準レンズなのと同じように。
それでこのBatisはどうなのでしょうか。私がSonyのミラーレス機を使う人だったら真っ先に買っているレンズなのは間違いないです。40mm F2としては少し大きいかな・・・。
軽量な標準レンズ、高速オートフォーカス、近接フォーカス:このレンズは焦点距離40mmの優れた軽量標準レンズです。クローズアップ撮影にも理想的な、画質の優れた万能レンズです。
最短撮影距離が24cmでクローズフォーカス撮影が可能なこのレンズは、様々な撮影用途に適しています。マイクロコントラストの高い開放F値2.0のこのレンズは、被写体の描写に優れています。ZEISS Batis 2/40 CFを装着したカメラがあれば、どんな状況であろうといつでも大切な瞬間を逃しません。持ち歩けるレンズは1本だけ、そんな時でもあなたの撮影意図を叶える最高の1本です。
ZEISS Batisレンズはソニー フルサイズミラーレスカメラシリーズのために開発されました。カメラに対応し、性能では妥協しない、コンパクトで軽量なレンズシリーズ。レンズは全てのEマウントカメラシリーズと互換性があり、高速で便利なオートフォーカスに加え防塵防滴効果があります。斬新な有機ELディスプレイからは撮影距離と被写界深度を読み取ることができ、フォトグラファーの遊び心とクリエイティビティを刺激します。大口径 ZEISS Batisシリーズは全く新しいレンズ設計で優れた画像パフォーマンスを提供します。125年超の経験を持つカメラレンズ製造技術と、伝説のZEISS T*反射防止コーティングの結晶であるBatisレンズは、ZEISSならではの描写力で一瞬一瞬を捉えます。
期待するところとしては:
- AF
- 全画面の解像度
- 倍率色収差
- 歪曲収差
- 逆光特性