好きなレンズシステムがあるとディスコンが心配で踏み出せなくなってしまいます。
私のカメラで例を挙げるとRicoh GXRシステムだったりします。あれはセンサーとレンズが一体で提供されていましたが、なかなか人気が出ずにディスコンとなりました。今でもMマウントは使っていますがね。
PentaxのKマウントが好きでしたがこちらもAPS-C機が長年多く、今でこそフルサイズ機はありますがいつまで続くかわかりません。
フォーサーズも興味がありましたが途中からミラーレスのマイクロフォーサーズとなってしまいました。
Leicaにしても、フィルム時代にM4という機種がM6に代わり、今や希少性があります。私はとっても古くレストアされた1950年代のM2を使っています。
なので今はLマウントアライアンスやHasselbladのカメラに興味がありますが、今後どうなるのか少し気にもなっています。
好きになったカメラが無くなってしまうのも寂しいです。例えば、富士フイルムのX-H1は素晴らしいボディですが、今やX-T3よりも安価です。ボディが大きく堅牢で、熱処理が可能なので手振れ補正などの機能が付与できるのです。そのボディを母艦としてフジノンレンズがより本領を発揮できるのです。
しかしX-H1よりもX-T3が売れているのです。より小さくて軽いボディが売り込みです。X-H1のボディの大きさはグリップが大きいとか、堅牢性が高いとか、色々とあるのですが。この事実を前にして、富士フイルムの開発者はより開発費がかかるX-H系列よりもよく売れるX-T系列に力を入れるはずです。そうなると、X-H1の次機種に暗雲がかかってしまいます。
同じくX-Pro2も更新が遅れていますが、こちらも電子ビューファインダーと光学ビューファインダーの部分が高価で手間に比例しての旨味は少ないと、厳しく見ることができます。何かライカに通じるものがあって夢があります。単焦点レンズ数本で試してみたくなります。でも製作にコストがかかるのは間違いないと思います。次機種のOVFがより簡略化されてしまうとか、ボディやノブが安価な部品や製造方法になってしまうのが、色々と考えてしまいます。