オリンパスがカメラ事業を手放すことになりました。

オリンパスがカメラ事業を売却するのだそうです。日本産業パートナーズ株式会社が買取先だそうです。SonyのVaio銘を買い取った事でも有名ですかね。

OM-D E-M1X

実に84年の歴史に幕を閉じるのかと思うと、少し寂しいです。
企業は生き物ではありませんが、確かに歴史はあります。オリンパスの社員もほとんど知らなかったみたいなので、寝耳に水でしょうね。これで3年後にはオリンパスのカメラとレンズが存在し得るかどうか、怪しいと思います。

私が持っているフィルムカメラで一番手に馴染んでいるのはPentax MEですが、この時代と同じカメラはOM-4です。MEは母が祖父から私の誕生を祝って贈ったカメラだそうですが、OMであった可能性も高かったのではないかと思います。サイズ感にとても思い入れがあります。それはデジタルになってもフォーサーズ、そしてマイクロフォーサーズでも見受けられました。また、クラムシェルが可愛いオリンパスXAもミューも所有しています。実はオリンパスは一度、オートフォーカスの波に乗り遅れてフィルムカメラから撤退した経緯もありました。
考えてみればオリンパスはミラーレスカメラには早くから注力しており、フォーサーズからマイクロフォーサーズへの移行も素早かったと思います。
何より素晴らしいレンズ群がありました。12-100mm F4 PRO、12-40mm F2.8 PRO、最新の12-45 F4 PRO、45-150 F2.8 PROなどなど。オリンパスはフォーサーズ規格に固執してしまったのでしょうか。
これでOM-3 TiとZuiko 90mm F2 Macroが欲しくなってしまった私は周回遅れのようです。

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