Parabootのごつめのローファー「Reims(ランス)」を買いました。
J.M. Westonの180シグネチャーローファーも持っていますが、このReimsはまた違いますね。
Parabootの他のラインナップで共通しているのが、そのごつめの出で立ち。シグネチャーのMichaelやChambordは、チロリアンシューズやUチップとしての太いモカシンや、自社製で作っているブーツのような厚底ソールなど、ごつめの印象です。これをローファーに落とし込むので、一般的なローファーとはかなり異なる印象です。
その革靴用のラバーソールがとても頑丈そうです。ここはParabootのこだわりがあるのではないかと思います。とは言え、ソールの素材だけではなく、ステッチも登山靴由来の製法であるノルヴェイジャン製法を用いたりしています。更に、アッパー部分もレザーにオイルを多く含むリスレザーを採用しており、履いていて味が出て来るものだと信じています。ある程度の雨も弾いてくれるのではないかと思います。でもそこは革なので、ゲリラ豪雨では躊躇しそうです。
色は4つあり悩みましたが濃茶のCAFEを買いました。薄茶色のMarron、黒、とても濃いブルーのNuitもありました。Nuitに至ってはNavyではなく黒に見えました。照明の具合で印象は変わると思うのですが、黒と隣り合わせで初めて黒と違うと気付きます。
履いてみると、まだまだ固いのですが、コルクがいずれ沈んでくれそう、と予測します。試着の時に感じたのが、踵の部分をしっかりと包んでくれるので、いわゆる踵抜けがないかも、と思わせてくれました。履き口が大きく取られているため、深く足を入れながらも踵が抜けにくくなっているので不思議です。
今はがっつりと慣らし中です。まだ短い距離しか履けていませんが、秋に向けて活躍できる靴に育てたいと思います。