Vollebackというブランドのパンツを買いました。
Vollebackサイトより
この『100 Year Pants』を直訳すると『100年パンツ』になる訳ですが、その出自が凄いです。元々は軍人が炎の中を歩くことを可能にするために作られた非常に頑強な素材から作られています。
柔らかく、伸縮性があり、防風性、撥水性、通気性があり、冒険のために設計されているそうです。
一枚の生地に見えますが、素材としては3層構造となっており、3つの役割を果たしているのです。最外層は、ストレッチ性と防風性に優れています。真ん中の層は防火コーティング。そして、肌に当たる最下層は、コットンのような肌触りのソフトな防炎繊維を編み上げたものです。
100年パンツと言われる所以があります。耐摩耗性テストは、衣類がどれだけ早く分解されるかを確認するために通常テストされている方法です。機械的に繊維が壊れ始めるまで繰り返し生地の表面をこすります。テストは、消耗の寿命に相当する100,000回転まで行います。通常のポリエステル生地は約25,000回の回転数に耐えられます。このパンツは簡単に100,000回(10万回)の摩耗に合格しましたが、それでも繊維が破れていないかどうかを拡大鏡でチェックしなければならなかったそうです。破れていなかったようです。
ステンレススチールのディテール、足首の防護、膝まで開くことができる巨大なジッパー付き通気用のレッグベント、5つのポケット(うち4つはジッパー付き)、100年以上の耐久性をテストされたシートなど、機能性を挙げたらキリがありません。ここまでの高機能なのに、これまで履いてきたパンツの中でも快適な部類です。不思議です。
100年持つかどうかわかりませんが、残りの人生くらいは持つかもしれません。
色は大好きなネイビーです。