オリンパスの新しいPenカメラですが、基本性能が以前のPenと比べて大幅にアップしていると思います。
E-PL5とE-PM2はE-M5と同じセンサーなので基本的には同じ写真が撮れます。撮り方、ターゲット層に違いがある感じがします。
E-M5は本格一眼レフの延長で、基本的にはビューファインダーを覗いて撮る。CMとか宣伝でもそれが伺えます。
E-PL5は楽しく撮りましょう、みたいなイメージ。背面液晶での自分撮りやタッチパネルがフィーチャーされています。タッチパネルはE-M5もありますが、全面的に宣伝していなさそうです。また、スマートフォンアプリで簡単に写真をシェアできるとのこと。
E-PM2は楽しく撮れるカメラの安価版。背面液晶が回らなかったり。
となると、E-P3の位置付けが宙ぶらりんになるような気がします。E-P3の宣伝は当初、今のE-M5みたいな感じです。プロ機じゃないけどそこそこ使えまっせ、みたいな。
OM-Dのプロ機は今後発売されるとして、EP-5はどうなんでしょう。出るとしたら、E-M5との違いがビューファインダーだけ、みたいなカメラになるんでしょうか(本格的に使う人は結局ビューファインダーも欲しがるとは思うんですが。防滴防塵にしても)。
レンズの開発も活発で、発表されていた60mm F2.8 Macroの発売と、17mm F1.8の開発が発表されました。
60mm Macroは軽くてびっくりしています。汎用性も高そうなので、いいポジションにあるのではないでしょうか。ちょっと長いのが気になりますが、マクロですし、フォーカス機構の仕掛けがありますからね。75mm F1.8の重さと口径と、60mm Macroの長さとF/#がどう自分の中でどれだけマイナスとなるか。それに対し、75mm F1.8のとろけるようなボケと短い全長と、60mm MacroのMacro機能と光学性能が自分の中でどれだけプラスとなるか。(60mm MacroはF2.8なので、F1.8と開放性能を比べるのはフェアじゃないんですが)
ただし、オリンパスは昔からマクロには強く、顕微鏡を作っていることからマクロには並々ならぬパワーを注いでおり、拘りを感じます。
17mm F1.8ですが、金属の質感やスナップショットフォーカス機構等を見ると12mm F2と似たような質感になりそうですね。おそらく、価格も。
私が今からこのシステムを買うとしたら、12mm F2、17mm F1.8、60mm F2.8 Macroかな。75mmも光学的にはヨダレものですが、60mmの方が汎用性が高そう。
ビューファインダーに拘りがあればE-M5、そうでなければ(これから出るであろう)E-P5。もしくはマクロメインなら。写真はレンズだよ、って人はE-PM2(もしくは今凄く安くなっているE-PL2)。
E-PM2の赤いカメラ、Nikon J1の赤の質感程ではないですが、好きです。
コメント
パナソニックと比較すると(無理やりですが)、
E-PM = GF
E-LM = GX
E-M = G
という感じでしょうか。パナのGHは差別化できてますが、確かにE-Pはどうするんでしょうね。
17ミリは欲しいな~パナの20ミリと置き換えようかな。
ただ高くなりそうですね。ちゃちくても45ミリくらいの値段で揃えてほしい・・・。
リーズナブルなのありますよね、15mm F8。
6000円代?