レンズを交換できない状況の時に便利なプロ仕様のズームレンズ、M.ZUIKO DIGITAL ED 12‑100mm F4 IS PROが発売されます。
35mm判換算では24-200mm相当の画角となる、大げさに言うと全ての画角を備えたズームレンズです。トラベル用のレンズとして活躍しそうです。
広角から望遠までカバーして、高性能の手ブレ補正も備えております。最短撮影距離も短く、遠くからの撮影が必要な時と、ブツ撮りまでできそうです。ポイントは一本でできる事だけではなく、バックアップカメラとバックアップレンズがそれぞれ一組で済む点でしょうか。
F値に差はあるものの、今までの標準ズームの12-40mm PROと望遠ズームの40-150mm PROを一本にまとめ、マイクロフォーサーズカメラの最大のメリットの機動性が格段にアップします。プロを冠するレンズなので画質も超一級のハズです。
以前、望遠ズームの40-150mm PROと、12-40mm F2.8 PROがあれば、もうレンズはいらないんじゃないかと思った事がありますが、これで本当に12‑100mm F4 PRO一本でいいかもしれません。たくさんレンズを集めるより経済的です。ワタクシの様な趣味人だと他に色々なレンズが欲しくなりますが、仮にこの一本のレンズを使ったとして、レストランの料理の写真(最短距離)、子供達のポートレート(距離近目)、公園などで子供達の遊ぶ様子(近目から遠目)、運動会(遠目)など様々なシーンで活躍しそうです。室外はこれ一本、室内用に明るめなプレミアムレンズの12mm F2や17mm F1.8、もしくは思い切ってダブルプロレンズで25mm F1.2 PROの二本で本当に事足りるかもしれません。
このレンズに似合うカメラを考えてみたのですが、やはりPen-Fよりも一眼レフタイプのOMDの方が取り回しも良く、付けた時に似合うでしょう。オリンパスのプロレンズは防塵防滴仕様が当たり前なので、それを最大限に活かすためにも、E-M1等のカメラと使いたいですね。