iPhone XSが発表されました。『S』を冠する製品としては正常進化と言えるのではないでしょうか。
特にびっくりする仕様はないですが、CPUの効率がよくなったり、GPUの性能が高くなったり、Apple Neural Engineが凄かったり、進化は相当なものです。7nmのトランジスタですよ。カメラのレンズ自体は大きく変わっていませんが、この内部が変わる事で写真が大きく進化した印象です。カメラセンサーも良くなっています。Dual SIMもいいですね。
MAXに関しては、単にXSの大きい版です。スクリーンと電池容量が大きいです。以前のiPhone 7や8等ではPLUSモデルはカメラ性能とピクセル密度高かったりしたのですが、MAXに関しては大きいだけです。
ただ、名前が・・・
『S』と『R』ですが、『S』は割と予想できました。4S、5S、6Sとあるのですから、『X』の次は『XS』ですよね。3GSの時は『Speed』だったそうですが、今はどうなんでしょうか。あえて言うならSは『同じ番号のiPhoneと似ていて筐体は同じだけど、中身が違うよ』でしょうか。
『iPhone X』を『アイフォン・テン』と発音する人が少ないです。技術者の集いでも『エックス』と言う日本人が多いので、英語圏の方々は尚更だと思います。
XSとXRとなると、『エックス・エス』という単語があるだけに、更に拍車がかかりそうです。私ですら『エックス・アール』と言いそうです。ローマ数字自体発音に迷うのに、アルファベットとアルファベットが連なって見えるので、心理学的に両方アルファベット発音してしまいます。
また、最近のAppleのCMではナレーションがあまりなく、音楽とテロップが流れるので発音が明示されていないのです。そうなると発音を確認する場がApple Keynoteだけになるのみです。混乱を予想して敢えて言っていないのでしょうか。
Appleは絶対やらないと思いますが、このまま『X+なんとか』のネーミングが続くと、『iPhone XX』となった時、ルール上は『アイフォン・テン・エックス』となりますよね。イヤイヤイヤイヤ。
マーケティング的にはセオリーなのかわかりませんけど、敢えて触れない事で『エックス・アール』だろうが『テン・エス』だろうがAppleには関係ないのでしょうか。『XS』と言う文字の見た目が好きなのでしょうか。
後気になるのは『S』が大文字なんですよね。でも『X』より『S』の方が若干小さいのですね。
コメント
[…] Related Posts: iPhone XSとネーミングについて。 iPhoneのネーミングについて考えてみる、2018版。 iPadで読み物。 […]