CAP – 物理学会物語。

ふぅわあああぁ・・・・ねむ・・・・・
あら、失礼・・・最近論文やら修士発表やら学会の用意とかで結構忙しいのだ。睡眠時間を削っているわけ
じゃないんだけど、とりあえず昼間は駄文とかなにやらやっている暇はないので、夜になっている今にこうゆう事をやってる。
先程書いた学会がついこの前にあり、ちょっとヨーク大学(トロント北部)まで行って来ました。
オレとしては初めての本格的な学会だったので、とても緊張しました。しかし、こういう経験は早ければ早いほどした方がいいと思うので、行ってよかったと思ってる。

むかしむかし、あるところにカツという大学院生がいました。彼は毎日好きな物理の研究をしていました。
そしてある日、教授から学会に行ってみないか、という話が持ち上がりました。
かなり興味があったカツは、それから一ヶ月、頑張って発表できるポスターを作りました。
そしてついに学会の日が来て、長距離バスでトロントまで行きました。
地下鉄とかに乗って、ヨーク大学に到着しました。
カナダで4~5番目にでかいキャンパスとして知られるこの大学はモダンな感じがしました。
カツはちょっとした緊張と期待に胸を脹らませながら、てくてくと歩いて行きました。

寮をホテル代わりとしたカツはちょっと狭いこの部屋に荷物を置きました。
学生時代に寮生活のないカツは、これも面白いな、と思ってまたキャンパスをてくてく歩くことにしました。


学会はまだ始まっていなかったので、キャンパスをちょっと見学することにしました。
オレの大学と比べるとでかくてきれーだなー、と思いながら見学したカツは、もうすっかり自分の発表のことなんか忘れていました。

いよいよ学会が始まり、他の人の発表を見て、カツはちょっと緊張し始めました。
寮部屋のなかでちょっと復習をして、学会二日目の月曜日の夜にポスター発表がありました。
しかし、お偉い教授さん達の質問の数々にもちゃんと答えられ、同じ大学院生との話も盛り上がり、一応成功と呼べる結果になりました。
その夜、カツはぐっすり眠れました。


次の日、すっかり肩の荷が軽くなったカツは友達と会いました。
トロントに住んでいるNさんと、今はナイアガラにいるJさんとBさんと一緒に焼き肉を食べに行きました。
とても美味しかったので、カツは来てよかったなぁ、と何度も思いました。
その後は、いつものように夜更けまで4人で延々としゃべりました。


その後、カツはキングストンの家に帰ってブッ倒れました。
でもいい経験となったこの数日を、彼は忘れることはないでしょう・・・
(とりあえずこの一週間は)

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