あなたは写真を持ち歩く?

予約殺到のSharp-Willcomのw-Zero3
あらゆる電化製品に手を出し安く売るDellのAxim
優秀なハードウェアであるにも関わらず閉鎖的なSonyのPSP
今やコンピューターよりも携帯音楽プレイヤーの売り上げに依存しているAppleのiPod
そしてその他多くのビデオ再生機能付きポータブルメディアが登場する。
個人的な意見だけど、ポータブルビデオのマーケットに未来はあるのだろうか。最初から結論を言ってしまえば、人は好きな曲は何度も聴くが、好きなテレビ番組は何度も見ないと思う。映画となると数回は見るかもしれないけれど、何しろ時間がかかるのでそう一日に何度も見られるわけではない。また、映像のやシーンのクオリティ、音の臨場感もあるので映画などはホームシアターか映画館で観るのがいいと思う。
オレはテレビを所有していないので(え?マジ?)最近の番組はわからないけど、何度も繰り返し見るような番組はあるのだろうか。昔はいくつかの番組が好きだったんだが(アメリカだとPerfect Strangers、SeinfeldやFriendsなど)、そう何度も見ることないっしょ。スポーツ番組とか。実はFOXの「24」は結構好きで見ている。でもあれは全部見たら17時間ほどかかるので(一話一時間、24話で24時間とのことだが実際はコマーシャルがあるので一話42分くらい)これもポータブル向けではないよね。一話だけでも42分か。う~ん。
コンテンツのこともあるけれど、音楽だけどを聞きながらできることと比べると映像を見ながらできることって限られているような気がする。音楽を聞きながらの散歩はそれほど危なくないけれど、散歩中に下を向きながら映画を見ていたらちょっとだけ危ない。
画像表示機能は盲点だったが良い戦略だと思う。日本人にはなじみのない文化だが、北米の多くの人は常に家族の写真を持ち歩いている。(若い人はそうでもないけれど)普通に会話をしているところに写真が出てくる。それが財布や手帳の中の写真からiPodの中の写真と変わったわけだけど、おそらくこれは狙っていたのでは。昔は仕事場の机に卓上の写真入れに家族の写真を入れて飾っている人も多かったけど、今やパソコンの画面とかにも家族の写真を壁紙にしている人が多いでしょう。
話を戻すと、ビデオ機能というのはどうなのかな。日本だと1~2時間の通勤中に見るのはいいかもね、ちょっとめんどいけど。(ダウンロードとか)となると車社会の米国では需要は少ない?う~ん、わからないなぁ。

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