アンリ・カルティエ=ブレッソン展に行ってきました。
写真展曰く「決定的瞬間の巨匠」。彼は「写真は自分にとってスケッチブック」と言ってたそうな。そして「ファインダーを通った風景や景色は尊重すべき」みたいなことも言ってました。写真をうまく撮るにはどうすればいいか、など自己中心的な考え方をしているオレには到底たどり着けない境地である。
とはいったものの、残念ながら気に入った写真は二割ほどしかなかった。もちろんすごくいい写真なのはわかるんだけど、こればかりは好みの問題としか言いようがない。最後に著名人を撮った写真・ポートレートが展示されていたけれど、知っている人が多かった。
写真展を終えて、写真のほとんどが自分のカメラのレンズと比べて比較的広角のレンズで撮られていることがわかった。「広角レンズで撮ればもうちょっとオレ好みの写真が撮れるかな?」と思ったので、カメラの視野を広げるだけでなく写真の見方・撮り方も少し視野が広がったかな。カルティエさん、ありがとう。