SonyのNex-5のレビューの感想。

SonyのNEXはまだ発売されていませんが、一部のプロの方やレビューワーなどの手に渡っているみたいで、ちらほらと写真やレビューが出てきているみたいです。
大好きなカメラサイトでNEXのハンズオンレポートがあるのでちょっと内容を抜粋し、ちょっと感想を述べたいと思います。
The Online Photographer
内容はプレスリリースでの体験談だそうで、数時間しか使用していないそうで、当然ながら完全な製品レポではありません。
まず第一に、完全にコンシューマー向けの製品とのことです。
それならばファインダーがないのもうなずけますし、操作画面も理解できます。
やはり、小さいながらもホールディングは良く、バランスは良さそうですが一眼レフのような持ち方は難しそうです。
それよりもレビューで気になったのがメニューボタン。
コンパクトの一番気になるところは操作画面で、ボタンを押す回数がとてつもなく多くわかりにくいことが挙げられます。
写真の表現を広げるためには、様々な設定が瞬時にできるとうれしいのですがね。代表的なのは露出補正ですが、これが素早くできるとうれしいですね。
(他にISO補正、絞り制御、シャッター速度制御、ホワイトバランス等。後、カスタム設定とか)
特筆すべきところはAFが速そうなこと。
マイクロフォーサーズでAFが遅いと言われているのでAPS-CでコントラストAFで速いということは素晴らしいことです。
後、コンシューマー向けの機能としては撮った写真の閲覧がキビキビ動くことですかね。
レンズですが、キットズームは他社と比べて特筆するところはないのですが、16mmパンケーキは歪曲が大きいようです。
私は画面周辺の解像度よりも歪曲が気になるので、これはちょっと抵抗を感じてしまいます。
しかし私のような意見はデジタルで歪曲補正のやり方がよくわからない人だからかもしれません。
デジタルでは周辺の解像度を上げるより歪曲の補正の方が楽だもんなぁ・・・。
それにしても16mm(換算24mm)は広角ですねぇ・・・使いこなせる自信ないなぁ。
やっぱデジタルであるからには手ブレ補正は魅力ですね。
そういう意味ではNEXに手ブレ補正がないのは残念です。
動画についてですが、フォーカスを合わせながら深度の浅い大型センサーで撮る技量は私にはナイので、しばらく考えます。(それで技量を磨け、というのもわかりますが)
もちろん、パナソニックのように犬を追いかけるフォーカスもソフト開発で可能でしょうから、杞憂に過ぎないかもしれません。
ただ、テレビ放送でや映画で使っているカメラのセンサーは1型や2/3型でフォーサーズ並みかちょっと小さいくらいなので、大事なのはセンサーサイズではなく、レンズやカメラを保持したり平行に動かしたりする機材が大事なんでしょうね。どのみち解像度はHDテレビやフルハイビジョンで200万画素ですからね。コンパクトでCMも撮れるわけですね。
最近でこそ、カールツァイスがフルサイズ対応のシネレンズを出していますが、昔から使われていたのは16mmのシネでしたね。
そしてやっぱり記事で気になったのが、NEX-3とNEX-5があくまでも第一投入モデルだということ。
これらのモデルはSonyの経営戦略で選ばれてそうなので、すでに次モデルの開発をしている可能性が高いですね。
センサーとか画像処理ソフトの変更はないかもしれませんが、色々とハイアマチュア向けにブラッシュアップしたモデルが出るとうれしいですね。
こうなると妄想になるのですが、EVFや機能的なダイヤルを付けて欲しいですね。思い切ってEVFを内蔵してもいいかもしれません。
液晶モニター(EVF)がこれからどんどん良くなるのは自明ですし(光学ファインダーよりよくなるかはわかりませんが、今よりは良くなるでしょう)、光学ファインダーについては限界が見えて来ていることからそう思うのです。
個人的にはライカのようなレンジファインダーでも大歓迎ですが、これは無さそうですね・・・(ミノルタでファインダーを設計していた人は今Cosinaにいるからなぁ)。
ミノルタの資産、MinoltaCLEなどで培った技術でCLEみたいなミラーレス機が出れば買います。買っちゃいます。

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