メモ帳について。

実は、メモは生活に欠かせなく、メモ帳はいつも持ち歩いています。出かける時は何らかのバッグを持っているので、メモ帳と筆記用具を必ず忍ばせています。これまで数多くのメモ帳を使ってきました。

今のようにメモを取るのが習慣となったのは大学生の時でした。授業のメモの延長で色々とメモを取るようになりました。

スマートフォンや他の電子デバイスでの入力も可能ですが、メモ帳に書いてあればいつでも電子デバイスに入力できますし、手書きの方が早かったりします。ちょっとしたアイディアや後で思い出したい事をメモっています。例えば、ポッドキャスト等を聞いている時に、後で使えそうなアイディアや話題だった時に、メモらずに覚えておこうとするとポッドキャストを聞く作業に支障が出ます。後で思い出したいけれどその瞬間は必要ない情報はこの他にもあると思います。普通に仕事している時は当たり前にできると思うのですが、プライベートでもメモは活用できます。考え事の整理、出来事のログ、ブレインストーミングや予定を立てるのに使っています。
私が使っているメモ帳は過去に色々あったのですが、初期はA6サイズの数十ページ（64ページ）の薄いもの、現在はMoleskineのポケットノートです。最初はメモ帳を書き尽くした達成感が好きで、少な目のページのメモ帳を使っていました。
筆記用具は何でもいいのですが、仕事の延長で使っているのはLamyのSwiftのペンとLamyのnexxの万年筆です。基本的にはいつでもインクが出てくれる信頼性があれば何でもいいです。バッグの中に忍ばせています。基本的には青いインクのペンを使っています。追加メモや強調には赤ペンを使っています。たまに極小のrenzettiのペンも使っています。
メモの取り方としては、後で思い出したい情報は大体メモります。メモそのものはほとんとが箇条書きで、たまにメモの下に書き足した説明を書いたりします。順序や形態はほとんど気にしません。
メモ帳の残りページ数が数ページになると、新しいメモ帳を持ち運びます。メモ帳のページが無くなってしまうのが嫌だからです。新しいメモ帳に移行したしばらく後も、その前のメモ帳を持ち歩いたりします。以前のアイディアを参照する時があるかもしれません。書き終えたメモ帳は本棚に収納します。
実は今、メモ帳は三種類使っています。通常のメモ帳、スクラップ用のメモ帳、確認情報用のメモ帳です。
通常のメモ帳は様々な情報のメモを取るためのものです。日々の出来事、後で調べるために残しておきたい事、子供達との出来事の日記的な役割、旅行などの予定が必要なもの、仕事や趣味で考察した事の記録、等です。カメラで撮影した写真のメモも兼ねており、絞り・シャッタースピード・ISO感度を記録してSunny16の計算や記録に使っています。また、その時欲しいレンズやカメラ、発売されたレンズやカメラ、カメラ技術や撮影技術も書いています。
スクラップメモ帳は息子と乗った特急電車の切符や、水族館の入場券の残り、ご飯を食べたお店の名刺等を貼っており、時系列に並べる事で結構面白い「した事ログ」になります。
確認情報用のメモ帳はかなり異色のメモで、小さいメモ帳に常に確認しておきたい事を書いて、手引きの感覚で使用しています。例えば、洋服の購入プランニングに使用しており、実際に以下のように運用しています：

プランを立てるためにはまず自分の持っている洋服を分析しなければいけません。クローゼットの洋服をリスト化して、足りないもの・欲しいものを列挙し、年間の衣類にかけられる予算から優先順位を設けて「お買い物リスト」を作りました。

スーツ、靴、ジャケット、トラウザース、シャツ、ニット、ネクタイ、現在のワードローブと５年くらい先のワードローブを考えてリストを作っています。買い物をする時に、このメモ帳で衝動買いが抑制できます。ワードローブで似たようなものがあったり、あまり着なくなったものや、プランに沿っていないものは買いません。
特に重要な情報は記載していないのですが、これらのメモは数年後、数十年後、読み返したいライフログになっていると思います。自分の子供や孫が見て面白いと思うかどうかはわかりませんが、私は祖父の写真アルバムが面白いと思ったので、わからないものです。