デジタルハリネズミで考えるLoFi写真。

デジタルハリネズミというLo Fi(low fidelity – 低迫真性)、つまり低画素のデジタルカメラがあります。

digitalharinezumi

Flickr!にまでLoFiのページが存在します。

デジタルハリネズミは2009年の発売以来、その独特の写りと愛着の湧く デザインで、世界中のアーティストを魅了してきました。確かに、デジタルハリネズミを使えば、だれでも簡単に「おしゃれ」な写真を撮ることができます。しかしそれだけでは、これほどまで国内外のアーティストに支持されてきた理由にはなりません。デジタルハリネズミには個性的なアーティストの表現欲求を満足させる魔法があります。アーティストにとって何より大事なことは、瞬間的な「ひらめき」を創り出し続けること、そしてそれを決して逃がさないことです。デジタルハリネズミのコンパクトなカタチとシンプルで迷わない機動性は、日常の中の「ひらめき」を捕えて逃がしません。そして「ひらめき」はデジタルハリネズミの気まぐれや偶然と出会うことで、想像を超えたイメージに変わります。感覚的に使えて、芸術的な結果を生む。さらにコイツといれば何かが起こりそうな期待感がいつもある。それこそがデジタルハリネズミが世界中のアーティストから支持される理由であり、「表現系」デジタルカメラのキングと呼ばれる所以なのです。

同様のLoFi効果を得るならば、より撮影の幅があるPentax Qシリーズがいいような気がしますがね。
そういえば、私はフィルムカメラのハリネズミを持っていました。まだどこかにあるはず…。

タイトルとURLをコピーしました