今月の頭に、Ricohよりまた、2016年春発売の135判もしくはライカ判のセンサーを搭載した、デジタル一眼レフカメラのティーザーページを更新しました。
この時の新しい情報は、斜め描写によるカメラの全体像と、このカメラで使用可能なレンズについての説明が加わっています。
新フォーマットのデジタル一眼レフカメラは、35ミリ判フルサイズの大型イメージセンサーを搭載し、マウントにはKマウントを採用します。Kマウントレンズはすべて装着可能ですので、FAレンズなどが35ミリ判フィルムカメラと同じ画角で使用できます。また、APS-Cサイズのイメージセンサーに最適化しているDAレンズシリーズについては、クロップ機能によって画面中央部のAPS-Cサイズに相当する部分だけを利用できるほか、設定を切り替えることにより、フルサイズ画角での使用を選択することもできます。もちろん、35ミリ判フルサイズの画角をカバーし、デジタル画像に最適化しているD FAレンズシリーズは、その性能を遺憾なく発揮することができます。
これによると、銀塩時代のレンズはもちろん使えますが、近年に発売されているAPS-Cレンズも使うことができることになります。もちろんその時は撮像範囲が狭いので、APS-Cレンズではセンサーをフルに使用したら周辺の描写は期待できないでしょう。私がRicohだったら、選択ではなくAPS-Cレンズが付いたら自動的にAPS-Cサイズにクロップされ、変更はできないようにしますがね。35mmに設計したのではないので、APS-C用に設計されたレンズの35mm判の描写を指摘するのは酷であり、設計者が可哀相です。
クロップ機能そのものには違和感はなく、例えば35mmをカバーするレンズでクロップするのはいいと思います。
私の大好きなレンズ、Pentax 77mm F1.8 limitedの描写はこのカメラではどうなんでしょうか。ドキドキ。