AirPowerなどの充電方法は本当に『ワイヤレス』なのでしょうか。
確かにデバイスに有線を差し込む必要がないので、便利ではありますね。でも『ワイヤレス』か、と言われると本当にそうか悩みます。
『ワイヤレス』とは有線がない状態を指しますが、ワイヤレス通信とかは有線の代わりに電波の事を指します。
例えば、Wi-Fiはワイヤレスですね。電波によってインターネットに繋げられるので。このWi-Fi機器がiPhoneやパソコンと接触してければいけないとなれば、誰も『ワイヤレス通信』と言わないでしょう。
そこなんです。誘導充電は少しでも離せば充電できなくなるので、接触している必要はあるんです。そして大幅にズレると充電ができなくなるんです。
例えば初期のApple Watchの充電方法はワイヤレス充電とは呼んでいなかったと思うんですよ。マグネットでくっつくタイプの充電方法です。
今の、卓上に置いてその上にデバイスを置き、必ずデバイスとチャージャーが接触してなければいけない状態を『ワイヤレス充電』と呼んでしまったら、今のWi-Fiと同様に空中を電番する電波で充電できる時にはなんと呼べばいいんでしょうか。