最近店頭に出てきていますので、オリンパスのE-P3を触ってきました。
店頭に置いてあったものはMSCレンズの12mm F2.0が付いてあったので、AFを試してみました。
店内で比較的暗いところで試したりもしましたが、一言で言うとコントラストAFとは思えないくらい速いAFでした。
FAST AFシステムはボディとレンズが対応していないと最速の性能が得られないそうですが、MSCレンズと古いボディ、E-P3と非MSCレンズではどうなんでしょう。後者はちょっと速そうです。
こうやってAFの速度が上がっていくと軽快に使えて良いですね。AFを速くするためには様々な工夫が必要かと考えます。
・カメラ側のAF制御回路とソフト関係
・レンズのモーター部の速度アップ
・レンズの繰り出し量(もしくはインナーフォーカスなど)を短くする光学設計の改善
・画像処理エンジン
とかが思い浮かびますので、新しいカメラやレンズの方が速いのは至極当然のように思いますね。
何か一つ飛躍的な進化があれば速度は上がりますし、ボトルネックとなっているところが改善されるだけでも大きく変わるかと思います。
あくまでも想像ですが、コントラストAFは画像のコントラストを検出するので、速度こそ遅いですが画像と全く関係のない位相差AFより精度は高そうな気がします。というか焦点の合って欲しいところに合うのでしょうね。
EVFは変わっていないのですが、オリンパスのEVFは好きです。
スペック上はSonyのNEX-7とA77が高く、モニターなどやっている方のネットの評判は良いので、早く見てみたいです。
オリンパスのE-P系カメラはがっちりしており、ボディがしっかりしていてレンズが小さいので手に取ったバランスが良好です。あ、単焦点レンズに限りますが。
NEX-7は少ししっかりしてそうですが、NEX系はボディが小さくレンズが大きいように見えて、Carl Zeissのレンズなんかいつも大きいですね。このバランスが気になります。
でも持ってみないとなんとも言えないので、これも比較ポイントになります。
手に取った時だけでなく、何気なくカメラを顔に近づけた時のカメラボディバランスは私にとって重要ポイントです。
小さく、軽すぎなく、AFが速く、バランスが良く、軽快に撮れるE-P3(とMSCレンズ)。
実は、45mm F1.8レンズのためだけに欲しいです。
(E-PL3は同じFAST AFですね。E-PM1はどうかな)
そう、結局はレンズが欲しいのです。
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/ep3/feature/index.html
コメント
高速化に加えて、瞳検出や追尾AFなど被写体を認識してのAFもあって、
撮影者の意図とカメラの認識が一致すれば、ストレスなく撮れる場面が多いんでしょうね。
(精度に関しても、カメラの認識が正しければ、精度高いんじゃないでしょうか)
その意味では、タッチパネルによるAF位置選択はけっこう重要だと思うんですよね。
手に取ったバランス・・・馴染んだライカがいいってこと?(笑
瞳検出やタッチAF位置選択はノーマークでしたが、なかなか良い機能かと思います。
ただし、EVFとの併用ができないのが悩みどころです。
ライカが馴染んだとは言えませんが、バランスがそれに近いものがいい・・・のかな?