海外発表ですが、Sonyのライカ判固定レンズデジタルカメラのRX1RIIが発表されました。
レンズは同じデジタルならではの高い性能の35mm F2で、センサーが大幅に進化し、最初期のRX1からRX1Rとなった時に解像度が上がったのですが、先に発売されたα7R IIと同じく裏面照射型のCMOSセンサーです。
更に、ローパスフィルターの効果をoff/standard/highから選択する機能を有し、世界初だそうです。2枚のローパスフィルターの間に液晶を挟んで、液晶を電圧で制御してローパスフィルターの効果を変化させるそうです。
RX100系と同じようなポップアップ式のEVFがありますが、同じようにEVFに二段構えで手作業が必要ならば、あまり好きではありません。
1)カメラレバーを引くとファインダーをポップアップ
2)接眼部を前に引き出す(手動)
これでは撮影のテンポが損なわれる気がします。もちろん、EVFの接眼レンズにある程度距離が必要なのと、それを確保するスペースがないのもわかっていますが。EVFのスペックは、236万ドットの有機EL(OLED)、倍率は0.74倍です。ただ、内蔵EVFに加えて、RX1/RX1R用の外付けEVFも使えるとあるので、何がしたいのかわかりません。双方を搭載可能にしては結局のところ、内蔵EVFがいいのか、外付けEVFがいいのか、Sonyとして答えを出していない事になります。