Appleの新しいiPhone色、Jet Black、実際に見てみました。光沢のあるアルミの鏡面仕上げです。9段階の材料処理と研磨処理で達成しています。
過去のiPhone 3G辺りのモデルもプラスチックながらも光沢感のある黒いプラスチックでした。プラスチックと比べて使用感は異なると思いますが、同じ傷でも気になるものと陶芸品にも似た「わびさび感」、ジーンズや洋服にあるダメージ感・ヤラレ感に自然になっていくと面白いですね。
私も店頭モデルですが見てみると、Jet Blackには細かい傷や指紋は目立ちましたが、普通のBlackは目立っていませんでした。
強度は通常のアルミニウムと同等ですが、その光沢感のために細かい傷や指紋が目立つとの声があるようです。
ただし、だからといってケースが使用してはJet Blackを選ぶ意味が半減して本末転倒ですし、なかなか悩ましいところみたいです。
よって、ケースを使いたくなく、細かい傷や指紋が気になるようであればJet Blackは使用できないでしょうね。通常のBlackを使用するしかないそうです。とは言え、今回のBlackも新しい色で、写真ではとても濃いグレーに見えますが紛れもなくブラックです。今まではシルバーの他はSpace Greyと、少し濃いグレーな色でした。
触った感じでは、マットなBlackのiPhone 7はSilver、Gold、Rose Goldと同じ質感でした(私の触った感じでは)。つまり、iPhone 6Sと同じ質感です。
また、Jet BlackのiPhone 7は滑りにくい印象でした。手で持っていて不意に落としてしまう事は少なそうです。タクタイルと言いますか、指紋が引っ付く感じです。マット加工したアルミニウムは指紋や肌が吸い付かないので滑る、マットとは細かい傷のような表面処理ですから、指などの設置面積が少ないかと考えます。
私はiPhoneやiPadの表面が黒い方が好きなので、今まで一色しか選択肢はありませんでした。もしiPhone 7を買う事になったら、迷うでしょうね。