富士フィルムの望遠レンズ。

富士フィルムの望遠レンズですが、選択肢が二つありそうです。
50-140mm F2.8
一つはXF90mmF2 R LM WRと、XF50-140mmF2.8 R LM OIS WRです。
特にポートレートで威力を発揮しそうです。

最近のズームレンズは全てのズームポジションで性能が高いので、単焦点レンズにこだわる時代ではなくなったと思っています。
ズームレンズの方が柔軟で様々なカットが撮れるのは当たり前ですし、一本しか買えないのならばズームの方が使いやすいでしょうか。
とは言え、単焦点レンズの方が解像度は高いですし、Fナンバーも一段明るいです。そこは撮影手法によりますね。フラッシュを使うポートレイト撮影では、レンズの明るさはさほど関係なくなるわけですね。フラッシュを使うと解像度の劣化も防げる訳ですし、実際にコマーシャルフォトを撮る時は開放Fナンバーではないですね。特にオフィシャルなポートレイトの場合は無作為にボケさせると目と鼻の両方にピントが合わなくなる事もあり得るので、好まれないかもかもしれないですね。
なのでポートレイト撮影のような制御された撮影条件では、どちらのレンズでもいいのではないでしょうか。単焦点のF2程は必要ない反面、ズームポジションによる寄りと引きもあまり関係ないですね。後はそれぞれのレンズの個性が性に合うかで選んでもいいのでしょうね。
とは言え、本当は両方あるといいのでしょうね。単焦点レンズの明るさが必要な時もあれば、必ずしも理想的なスタジオ条件でポートレイトを撮れなくてズームが必要な場合もあるでしょうし。
例えば、フレーム内に入る対象の大きさと同時に、背景のボケを同時に調整しなければいけない時に、壁などで距離が稼げずフットワークが取れない時はズームレンズの方がいい訳で。
それはフジノンのみならず、全ての望遠レンズの選択で言える事ですけどね。明るい単焦点の望遠レンズとその焦点距離の前後の明るい望遠ズームレンズの選択肢があるシステムにおいては悩めるポイントです。単焦点としては90mm相当から150mm相当のF2レンズ、ズームレンズで言えば70-200mm相当のレンズですかね。マイクロフォーサーズなら75mmの単焦点と40-150mmのズームレンズですね。
フジノンレンズは135mm相当なので、結構歴史のある焦点距離です。ポートレイトは90mm相当の60mm前後が使いやすいでしょうか。
どちらも大きくて重いレンズである事が、非力な私にとっての悩みです。

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