買ってもいいかな、と思わせる本がある。
簡単に説明すると、アメリカコミックの世界の空想科学について論じている本。スパイダーマンの網についてだとか、スーパーマンの故郷の重力が高かったら本当はどうなのか、とか。著者がアメリカの大学の物理学の教授で、講義に「スーパーヒーロー物理学」なんてのを教えているらしい。以前アメリカの物理学会で彼の講演を聞いたことがあるし、個人的にアメリカコミックも好きなので、この本は興味深い。
「空想科学」という枠でくくるなら、日本でも数多くの本が出ている。特戦隊モノ、ウルトラマン、仮面ライダー、マンガ・・・など。オタッキー率が高い日本の方がこういうマニアックな本が豊富なのは嬉しいやら悲しいやら・・・。