ちょっと前のことだけれど、始皇帝展に行ってきました。
厳密には「始皇帝と彩色兵馬俑展」といって、始皇帝が創設した地下帝国の発掘展であった。
発掘されたものの展示と共に、その時代の通史、「史記」関係の展示も数多くあった。漢の司馬遷が、伝説の五帝から漢の武帝までの歴史を著述した全130巻の大著。今回の展示は700年ほどの年代を紹介していた。
特に扱いが違ったのは「彩色跪射俑」と呼ばれる色付きの兵士像で、何千年前のものと思えないほど鮮やかな色が残っている。当時としては最強の武器に近い大きな弓のような武器を持っている兵士である。
中国にある発掘所そのまま博物館となっており、今でも発掘が続けられている。この展示を見て、「中国の方も見たいな~」、なんて思ったのはオレ一人ではないはず。