米テロ。

今回は割と早くアップデートしています。一昨日に駄文を書き、当分書かないつもりだったのが、昨日のニュースで書かずにはいられなくなってしまいました。もう皆さんもよく知ってる通り、米国で複数テロがありました。
これを書くにあたって、オレは、皆さんと同じようにテレビやニュースで事件の発生を目撃したからである。これはオレの人生の一部です。ものを書く事によってある種のストレス発散、またはテラピーの一種として受け止めてる。(そんなたいそうなもんじゃないけど)でも今日はいくら書いてもストレス解消にはならないかもしれない。テレビ世代と言われている我々は様々な形で情報を得る事が出来ます。テレビだけでなく、インターネットやサテライトTV、もちろん紙面での情報集めなども可能です。そのなかで湾岸戦争の勃発、オクラホマの爆撃事件、オウムサリン事件など様々な悲劇が世の中で起こっている事が分かりました。しかし、この規模でアメリカでの惨劇というのはいまだかつてないのではなかろうか。史上最悪の事件といっても過言ではないと思う。
オレも見た事があるWorld Trade Centerがなくなったのだ。Twin Towersと呼ばれる建物もかつての姿は影も形もない。少し悲しいのは、ブラウン管で見た飛行機がビルに激突した瞬間を映画のワンシーンのようにしか思っていない人がいるかもしれない事。真実の出来事なのに、今までアクション映画などで爆破シーンとか色々あるからだ。ただし、今回の出来事では、ヒーローがハイジャックされた飛行機を劇的に救出したわけではない。ハッピーエンドで終わるわけがない。オレ自身、友達が数人ほどWorld Trade Centerで働いていたし、先輩や後輩、知り合いなどもいる。World Trade Centerでなくても、ニューヨークに住んでいる人ならばいっぱい知ってる。現在、そういった人達の連絡待ちをしている。
昨日は一日中、オレは自分にとって重要だと思っていた事ばかり考えていた。
夕食に何を食べるか。
実験とか研究のデータ処理。
読みたい雑誌を買うか買わないか。
髪の毛を切るか否か。
など。
しかし昨晩の午後11時頃、髪の毛を切って、シャワーを浴びて居間に行った時、祖母が深刻そうな顔でテレビを見ている。翌日早速メールとかで知り合いに連絡を取ってみる(連絡待ちだが)。こういう時にだけ普段の平穏な人生について考えてしまうなんて人間とはつくづく都合のいい動物だと思った。
中近東でこのテロを大声で喜んでいる子供が二人、テレビに映った。これはウサマ・ビン・ラディンによる「贈り物」だと。よくみると、この子供がはいてるのはアメリカン・ジーンズだった。なかなか胸くそが悪くなる映像だった。同時に、ビルが倒壊した際に(おそらく見ず知らずの)年寄りを必死にかばう二人の若い男の映像も見た。被害の方も警備員や消防隊もかなり多いらしい。
もう言う事はほとんどないかもしれない。家族の一員を亡くした人達にとってはオレごときの言葉にはなんの解決にもならないし、心が休まる事もないだろう。
I wish the safety for all of those involved in this great tragedy.

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