テルと一緒に「ママと赤ちゃんのゆりかごコンサート」に行きました(ママは仕事)。
ネーミングに異を唱えたかったけれど、いつも忙しいママのために企画されたコンサートなので、あまりいちゃもんはつけられません。
会場はホテルの宴会場を使用。ベビーカーも入れるし、会場全体と実際の席も広々としていて好感が持てました。
多くの荷物と、グズる子供がいると、少々スペースが必要となります。
もちろん、待合室にも授乳室、おむつ部屋、プレイルームもある。
コンサートは関西フィルハーモニー管弦楽団による本格演奏。
懸念していた音楽は大人用のもので、ジブリ一辺倒やみんなの唄ばかりではありませんでした。
かといって子供が楽しめないものではないのでテルと二人で楽しめました。
個人的に一番印象に残ったのは「威風堂々」でした。
ワタクシと弟に取っては二つ、特別な意味を持つ曲です。
高校時代はブラスバンドで活動をしていて、学校の方針では高校一年生を集めてひとつのグループを作り、二年生と三年生の混合でもうひとつグループを作っていました。
比較的大きな大会では、二・三年生が出ます。
弟とは二歳違いなので、オレが高校三年生の時には同じ学校で弟が高校一年生でした。
一緒にブラスバンドで演奏することはなかったものの(別にあった少数で結成したジャズバンドでは一緒でした)、高校卒業の際に思い出深い出来事がありました。
一年生と三年生が一緒に演奏することはないけれども、ブラバン所属の一年生と二年生は三年生の卒業式で演奏するのです。
卒業式で初めて一緒に演奏し、来年に向けて練習をするのです。
そして、卒業式の際、三年生が順番に入場する時に演奏する曲が、「威風堂々」でした。
弟が兄に贈る「威風堂々」・・・なんか美談っぽくありませんか?
二つ目は二人で一緒に見ていたプロレス番組で悪役が入場テーマに使っていたから(全然美談じゃありませんね)。
そんなわけで音楽と思い出は密接にからんでいると思います。
テルにも色々な音楽に触れさせたいです。
今回のコンサートでは、休憩時間もあったので、せっかくのコンサートということもあって、楽器をバックに写真を撮ろうと思ったら・・・
コントラバスに突進していくテル。
コメント
でも中学1年と3年の時は一緒に演奏したよね。
僕にとっての「威風堂々」も兄に贈った卒業式テーマソングとマッチョーマンだな。
トロンボーンだったから永遠にパッパ、ポッポ、パッパッパだったけど・・・(-_-;)